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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” ― 第17回

真夏の夜は猫の天国

2007年08月28日 10時06分更新

文● 猫写真家 荻窪圭

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夜の街にやつはいる
水たまりの水を飲む野良猫。フラッシュを焚いたら、水たまりに映った目の方が光ってしまった。これはこれで面白い(2002年9月撮影 オリンパス『C-730 Ultra Zoom』)

冬の猫は、日差しの当たる暖かいところで昼寝する。夏の猫は、昼間は隠れていて夜になるとおもむろに顔を出す。

というわけで、人々が家に入る夜になると、街は猫の時間になる。いやそれは大袈裟だけど、近所にある某銀行の駐車場はそうだ。営業車専用の駐車場なので、夜になると門が閉められ、人の出入りがなくなる。その広大な空間は猫のもの。

夜の駐車場にあつまる猫たち
駐車場に顔を出した野良猫たち。夜になるとここにやってくる。ISO感度を3200に上げてぶれないように撮影(2007年8月撮影 富士フイルム『FinePix F31fd』)

あるとき自転車でちんたら走ってたら、猫のか細い声が聞こえた気がしたので急停止。声の方を探ると、仔猫を発見。暗くて液晶ディスプレーには写らず(当時のデジカメは被写体が暗いとよく見えなかったのだ)、適当な方向へ向けてフラッシュを焚いてみたら、大当たり。「おなかがすいた」って感じの泣き方だったので、たまたま持っていた猫エサを投げてやると、ガツガツと食いついたのでありました。以来、この猫は見かけてないので、生死不明である。

木の影で泣く猫木の影でか細く泣いていた野良猫を撮影(2004年10月撮影 ペンタックス『Optio X』)

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