ベンキュージャパン(株)は27日、液晶ディスプレーの新製品として、“Gシリーズ”2機種を今月31日に、“Eシリーズ”2機種を9月末に発売すると発表した。価格はいずれもオープンプライス。
ラインナップは、Gシリーズが17インチSXGA(1280×1024ドット)表示の『G700A』と19インチSXGA表示の『G900』の2機種、Eシリーズが17インチSXGA表示の『E700』と19インチSXGA表示の『E900』の2機種。予想実売価格は2万9000円前後、4万円前後、3万円前後、4万円前後。本体カラーはいずれもブラックで、G700AとG900のみホワイトモデルが発売される。なおホワイトモデルのみ発売が9月末となる。
Gシリーズ、Eシリーズはいずれも応答速度が白→黒→白で5msと高速なのが特徴。また、ベンキューの従来機種と同様に“Senseye+photo”(センスアイフォト)を搭載する。Senseye+photoは、スタンダード/ダイナミクス/ムービー/フォト/sRGBの5つの用途に応じてコントラスト比/カラーマネージメント/シャープネスを最適化してプリセットした同社独自の画像補正技術である。
GシリーズとEシリーズの違いは、EシリーズはGシリーズの機能に加えて1.5W×2のマルチメディアスピーカーを搭載しているところにある。また、Eシリーズのみスタンド部分に青色LEDの装飾を採用している。
どちらも表示色は約1677万色。コントラスト比はG700Aが700:1、ほか3機種が800:1。輝度は300cd/m2。視野角は上下左右ともに160度。チルトは下5度/上21度に対応する。
インターフェースはアナログRGB(ミニD-Sub15ピン)とDVI-D(HDCP対応)を各1系統装備。ただしG700AはアナログRGBのみで、DVI-Dは搭載していない。VESAマウントは100mmに対応する。
本体サイズと重量は、G700Aが幅367×奥行き137×高さ370mm/3.4kg、G900が幅409×奥行き157×高さ407mm/3.9kg、E700が幅378×奥行き158×高さ400mm/3.4kg、E900が幅416×奥行き178×高さ425mm/3.7kg。電源は内蔵ACアダプターを利用し、最大消費電力はG700Aが35W、G900が38W、E700が38W、E900が40W。