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【先見ビジネス】企業ブログでビジネスが変わった!

講師たちの人間性をブログで“魅せる”!

2007年08月30日 15時54分更新

文● 編集部 写真●曽根田 元

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先見ビジネス

ファイブスターズ アカデミー

http://www.5stars.co.jp/
ファイブスターズ アカデミー

ファイブスターズアカデミーは、企業の社員研修に講師を派遣するベンチャー企業だ。モチベーションアップなど、従来の研修業界の枠にとらわれない、斬新な研修を手がけている。

同社の自慢は、社名の通り〝5つ星〞クラスの多士済々な30名の講師を取り揃えていること。スポーツカウンセラーからマーケティングコンサルタント、英会話講師まで、様々な得意分野を持つ多彩な講師陣が在籍している。しかし、一方で悩みもあった。

「本当に素晴らしい講師たちがいるということを、不特定多数の人々にどうすればもっと広く知ってもらえるのか、ずっと考えていた」(足立好穂代表取締役)。プロモーションに大きなお金を割くわけにもいかず、アプローチする手段を見つけられなかった。

そんな悩みを抱えていたので、CECソリューションズから講師陣が書くブログサイトの構築を提案されたとき、足立社長は「その場で即決した」という。PCにもインターネットにもまったくの素人だったが、ブログは「(通常のウェブサイトにあるような)写真とプロフィールの一覧表だけでなく、講師たちの人となりを見てもらえる、人間性を知ってもらえる」場所だと考えたのだ。

足立好穂社長

株式会社ファイブスターズアカデミー 代表取締役 足立好穂氏

そこで、CECソリューションズの企業ブログシステム「OpusSquareBLOG」を導入し、外向けのブログサイトを開設した。当初は足立社長も講師たちも何を書けばよいのか戸惑っていたが、やがて「書けば反応があるというブログの醍醐味を知ってしまった」。いまでは自分たちが普段考えていること、興味を持っていることを、ブログで頻繁に発信するようになった。ブログのコメント機能を活かした「研修目安箱」を設置すると、受講生からの反応もダイレクトに返ってくるようになった。

さらに携帯電話からのアクセスにも対応したことで、研修の際、資料に自分のブログのQRコードを付けておくと、休み時間に受講生が携帯電話でアクセスし、その場で話題になるようになった。足立社長は「ブログは生きている」ことを強く感じるという。

「ブログを通して私たちをもっと知ってほしいし、もっと私たちに関わってもらいたい。その結果が仕事に繋がればいいが、そうでなくとも、お互いの想いをもっと密接なコミュニケーションに結びつけたい」(足立社長)

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