(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモとNTTドコモグループ8社は20日、三菱電機(株)製の携帯電話機『D704i』を23日に全国で一斉発売すると発表した。スライドタイプのコンパクトなボディーを持ち、ワンセグ受信に対応するのが特徴だ。
『D704i』。左から“Brown”“White”“Pink”“Red”
D704iはスライドボディーを採用。スライドを開いた状態では液晶ディスプレーが縦型の画面表示になり、閉じると横型の画面に自動的に切り替わる。液晶ディスプレーは周囲の明るさに合わせて輝度を自動調整する機能も持っている。
また、声やショートカットキー(各機能に割り当てられた数字キーまたは十字キーで選択)で機能を呼び出す“スピードメニュー”に対応し、ワンセグ、カメラ、音楽再生、フルブラウザーを呼び出すことができる。具体的には、本体の全角/半角ボタンを長押しすると声で4つの機能を呼び出す画面になり、全角/半角ボタンを短く押すと、数字キーまたは十字キーで機能を選択する画面が表示される。音楽再生機能はWindows Media Audio(WMA)形式の再生に対応しており、月額1980円で聴き放題の音楽配信サービス“Napster To Go”の聴取も可能だ。
本体のスペックは、カメラに有効130万画素のCMOSセンサーを搭載。液晶ディスプレーは約2.4インチQVGA(240×320ドット)TFT液晶パネルを採用。表示色は26万2144色表示。連続通話時間は音声が約180分、テレビ電話が約110分。連続待受時間は静止時で約600時間、移動時で約420時間。本体サイズは幅49×厚さ18.6×高さ99mm、重さは約111g。本体カラーは“Red”“White”“Brown”“Pink”の4色が用意される。
