2007年08月21日更新
さて、冒頭で少し触れたソーシャル・ネットワーキング(SNS)。日本に本格的に広まったのが2004年です。私もサービス開始早々から始めました。その後の「mixi」や「GREE」の盛況ぶりを見ると、ブログの急速な拡大に追随するコミュニケーション・ツールとしての役割を十分感じます。
ところで、このソーシャル・ネットワーキングのそもそもの定義は、「ネット発の人脈作りによる新しい社交のありかた」です。誹謗中傷が多かった匿名性の掲示板の性格を排除し、原則として他の会員からの紹介による閉じたネットの中で穏やかなコミュニティを育てることが、本来の目的でした。
以前、「よくわかるソーシャル・ネットワーキング」(山崎秀夫・山田政弘 ソフトバンクパブリッシング)という書籍を読んだことがあります。私が本書の中で興味を持ったのは、ソーシャル・ネットワーキングの歴史と背景について社会学的な観点から書かれた箇所です。特に「弱い絆の強さ理論」に注目しました。
マーク・グラノベター「弱い絆の強さ理論」
『社会は多くの強い絆で結合する仲間集団と、その仲間集団どうしをつなぐ弱い絆で成り立っている。新しいアイデアは外の世界(弱い絆)からもたらされる。仲間集団では発想が固定している(新鮮なアイデアは異質の世界や仲間からヒントが得られる)』
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上記の内容は、固定化した仲間ではあまりにも意思疎通が容易すぎて、新たな発想が生まれにくいという点を説明しています。新しい発見やアイデアはさまざまなジャンルの人たちと緩やかにつながることによって、もたらされていきます。そういった意味で、SNSの意義は大きいと思います。
さて、以上の結果から、私の人脈づくりのポイントを整理すると、
1.自分のメリットばかりを優先しない。
2.自分のライフステージに合わせて、交流の幅を柔軟に変化させる。
3.自分の貢献できることは積極的に行なう。
4.交流の中で、自己研鑽を重ねる。
5.緩やかな関係を維持する。
となります。ぜひ、皆さんもこれらのことを参考に人脈づくりをしてください。