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Google Earthなどの快適操作を実現

3Dコネクション、SpaceNavigatorのOS X日本語版ドライバーを公開

2007年08月17日 13時56分更新

文● MacPeople編集部

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米3Dコネクション社は15日、同社の入力デバイス「SpaceNavigator」のドライバーソフト「3DxMacWare 1.3.0」の日本語版を、同社のウェブサイトで公開した。対応システムは、Mac OS X 10.4.6以上。SpaceNavigatorは、アナログデバイスならではの手になじむ操作感で、ファイルの閲覧や3Dオブジェクトの移動などが可能だ。

SpaceNavigatorは、プロフェッショナル/ビジネスユーザ向けのSE(スタンダードエディション、1万9800円)と、個人/アカデミックユーザー向けのPE(パーソナル・エディション、オープンプライス)があり、PE版はアップルストアや全国の大型量販店で販売されている。アップルストアでのPE版の価格は9800円。

SpaceNavigator

「SpaceNavigator」は、アナログスティックのようなコントロールキャップと左右にボタンを備えた入力デバイス。指先の微妙な動きを3次元で伝えられるので、画面スクロールや3Dオブジェクトの操作に向く

本体中央にアナログスティックのようなコントロールキャップ、左右にボタンを1個ずつ用意。コントロールキャップは、上下左右に傾けることでパン(上下左右移動)、チルト(垂直方向に回転)、スピン(水平方向に回転)の操作が可能だ。キャップを上下方向に引く/押すことでズームイン/アウト、左右に回転させることでロール(俯瞰状態のまま左右回転)の操作も可能だ。

ドライバーソフトに組み込まれている「設定ウィザード」を呼び出せば、「SpaceNavigator」の基本的な操作をチェックできる。アニメーションで動きがわかるので、コレさえ見ておけばマニュアルなどは必要なし

あらかじめ操作設定が用意されているソフトは、Adobe Acrobat Professional、Adobe Reader 8 、Adobe Photoshop CS2/CS3、Google Earth、Google SketchUp、Maya、form-z、QuickTime VR——など。任意のソフトを追加して操作を割り当てることも可能だ。

ドライバーをインストールすると「システム環境設定」の「その他」欄に設定用のツールが組み込まれる。コントロールキャップの速度(感度)や左右のボタンへの処理の割り当てなどが可能

3Dconnexionシステム環境設定

Adobe PhotoshopやMaya、Google Earthなどは、あらかじめ設定が用意されている

一般ユーザーにお勧めなのは、SpaceNavigatorを使ったGoogle Earthの操作。地球を回転させたり、衛星写真の一部を拡大できるのはもちろん、任意の場所を拡大した状態でコントロールキャップを操作すれば、まるで飛行機やヘリコプターを操っているような感覚で写真を俯瞰できる。

業務ユーザーにとっては、Mayaなどの3Dグラフィックや、Adobe Photoshop CS3 Extended版などで3Dオブジェクトなどを直感的に操作できるのが、何よりのメリットだろう。

Google Earth

一般ユーザーにお勧めなのが、Google Earth。まるで操縦桿を操っているような感覚で、衛星写真を俯瞰できる。これは気持ちイイ!!


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