マイクロソフト(株)は14日、「Office 2004 11.3.7更新プログラム」を、同社のウェブサイトで公開した。Microsoft Office 2004に付属するアップデートツール「Microsoft AutoUpdate」経由での入手も可能だ。
対象となるのは、「Microsoft Office 2004」のスタンダードエディション、プロフェッショナルエディション、そして単体パッケージのWord 2004、Excel 2004の計4製品。
更新プログラムを適用することで、Microsoft Component Plugin、Microsoft Excel、Microsoft OLE Automationの各ファイルのバージョンが11.3.7となり、攻撃者がOffice 2004のファイルを使って、Macのメモリーを悪意のあるコードで上書きすることができなくなるという。脆弱性を改善するアップデートなので、すべてのユーザーの適用が推奨されている。
更新プログラムを適用するには、事前に「Microsoft Office 2004 for Mac 11.3.6更新プログラム」をインストールしておく必要がある。「Microsoft Office 2004」→「Office」フォルダーにある 「Microsoft Component Plugin」のバージョンが「11.3.6」になっているかどうかを確認。11.3.6以外の場合、「Microsoft AutoUpdate」を使ってアップデートするか、MacTopiaのサイトから11.3.6用の更新プログラムをダウンロードして組み込もう。