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悪意のあるコードでの上書きを防ぐ

マイクロソフト、Office 2004の更新プログラムを公開

2007年08月16日 22時50分更新

文● MacPeople編集部

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マイクロソフト(株)は14日、「Office 2004 11.3.7更新プログラム」を、同社のウェブサイトで公開した。Microsoft Office 2004に付属するアップデートツール「Microsoft AutoUpdate」経由での入手も可能だ。

Office 2004 11.3.7更新プログラム

更新プログラムは、マイクロソフト(株)のMac関連製品の情報サイト「マックトピア」のダウンロードページで入手できるほか、Office 2004付属の「Microsoft AutoUpdate」経由でインストールすることも可能だ

対象となるのは、「Microsoft Office 2004」のスタンダードエディション、プロフェッショナルエディション、そして単体パッケージのWord 2004、Excel 2004の計4製品。

更新プログラムを適用することで、Microsoft Component Plugin、Microsoft Excel、Microsoft OLE Automationの各ファイルのバージョンが11.3.7となり、攻撃者がOffice 2004のファイルを使って、Macのメモリーを悪意のあるコードで上書きすることができなくなるという。脆弱性を改善するアップデートなので、すべてのユーザーの適用が推奨されている。

更新プログラムを適用すると、対象ファイルのバージョンが11.3.7に変わる

更新プログラムを適用するには、事前に「Microsoft Office 2004 for Mac 11.3.6更新プログラム」をインストールしておく必要がある。「Microsoft Office 2004」→「Office」フォルダーにある 「Microsoft Component Plugin」のバージョンが「11.3.6」になっているかどうかを確認。11.3.6以外の場合、「Microsoft AutoUpdate」を使ってアップデートするか、MacTopiaのサイトから11.3.6用の更新プログラムをダウンロードして組み込もう。


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