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台湾でメイドカフェは当たり前? ナースカフェあり! 萌えの聖地あり! コスプレ熱は加熱中!?

2007年08月16日 22時00分更新

文● あおきゆか

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日本のメイドカフェとの違いは?

 3階にあるメイド カフェ“Moe Point Cafe”が、日本と明らかに違うのが客層だ。一般のおじさんおばさんも店の意図を理解しているのか、喫茶店として普通に扱っている。女子学生も他階でショッピングを済ませた後などに、友達と気軽に利用している。利用客は男女半々で、大衆への萌え文化の理解を広めるため、誰でも入りやすい雰囲気を作っているそうだ。
 価格も台湾の他のメイドカフェに比べてリーズナブル。男性客が多い日本のメイド喫茶との大きな違いと言える。台北の他のメイドカフェでは、日本語で「おかえりなさいませ、ご主人様」と迎える店もあると聞いたが、客の大半が台湾人である事から、ここではそれを中国語で話す。カタコトの日本語で言って欲しい気もするが、通じなければ何を言っても意味がないので、中国語で言うのももっともな話だ。

店内の客層は女性も多いところが日本と異なる。もちろん日本のメイド喫茶をまねているのでペーパーランチョンマットには萌え絵も描かれている

メイドさんは、どんなコ?

 働くメイドさんは20歳前後の学生さんで、みんなアニメが大好き。もとからコスプレを楽しんでいたので、趣味と実益が兼ねられてウレシイという。アニメ声で日本語のアニメのセリフを披露してくれるメイドさんや、お店で発行しているフライヤーで、漫画日記を披露するメイドさんもいたりして、なかなか多才ぞろいだ。店では彼女たち個人のスター性も育てようとしている。

“Moe Point Cafe”で働くメイドさんとのイメージキャラのノート。グッズ販売も展開している

冊子にはもちろん漫画も描かれている。日本人的に気になるのは“女僕”という文字……

取材時に働いていたメイドさんにポーズをとってもらった。う~ん、秋葉原のメイドさんと大差がない

(次ページへ続く)

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