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無料のダンス動画コンテンツを通して

ブラザー工業、次世代のデジタルコンテンツ配信システムの実証実験を開始

2007年08月06日 19時38分更新

文● 編集部 永水和久

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ブラザー工業は6日、次世代のデジタルコンテンツ配信システムの実証実験として、ダンス動画コンテンツ“D-Stream”を16日に配信開始すると発表した。視聴には、会員登録と、公式サイト(下記関連サイトを参照)からダウンロードできる専用視聴ソフト(ベータ版)が必要。料金は無料。なお、実験期間は約1年間

D-Streamのトップ画面

D-Streamのトップ画面

D-Streamの配信システムはグリッド技術を採用している。これは、配信されるコンテンツをデータセンター内に置かれたサーバーではなく、ネットワークに接続したノード(ユーザーのパソコンなど)のキャッシュから相互に融通し合う技術。従来の配信システムが採用するサーバークライアント方式と比較して、配信回線の強化が低コストなのが特徴。また、ユーザーからのアクセスが集中した場合にも、シスタムがダウンしにくいという。

D-Streamに出演するダンサーは、“S.A.S”や“7down8upper”などの有名なダンスチームのメンバー。配信開始時は約50本の動画を用意し、ユーザーが選択して視聴することができる。コンテンツは実験期間中に、ダンス映像を約100本、ダンサーへのインタビュー映像を約100本まで追加する予定という。

コンテンツは最大16画面までサムネイル表示して選択できる

コンテンツは最大16画面までサムネイル表示して選択できる

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