カシオ計算機(株)は31日、テレビに画面を出力して、テレビを見ながらレッスンやカラオケが行なえる電子キーボード『LK-203TV』と、小学生を中心とした子供向けに機能を限定した小型電子キーボード『LK-103』を8月24日に発売すると発表した。価格はLK-203TVが3万9900円、LK-103が2万6250円。
LK-203TVは、次に弾く鍵盤が光って運指(ウンシ)を教える“光る鍵盤”を搭載しているほか、コンポジット出力端子を備えており、テレビに出力して学習に役立てるという電子キーボード。練習には、“鍵盤を弾くタイミングを覚える”、“自分のペースで正しい鍵盤を追いかける”、“普通の早さでしっかり弾く”という3段階で構成された“3ステップレッスン”機能を備えている。クラシックや“ドラえもん”のオープニングテーマ“ハグしちゃお”や“Yes! プリキュア5”のオープニングテーマ“プリキュア5、スマイル go go!”などのアニメソングなど、練習で利用できる曲が115曲収録されている。
インターフェースはコンポジット(ビデオ)、USB、マイクなどを備えている。鍵盤の同時発光数は最大10鍵。電源は付属のACアダプターか単3形乾電池×6本使用して、約2.4時間の利用が可能。本体サイズは幅944×奥行き378×高さ133mm、重量は5.3kg。対応OSは確認中。
LK-103は、LK-203TVを子供向けに機能を限定して低価格を図ったモデル。曲数が115曲から100曲に、鍵盤の同時発光数が10鍵から最大4鍵となっている。そのほか、インターフェースからコンポジット端子とUSB端子が省略されている。本体サイズは幅945×奥行き373×高さ135mm、重量は4.7kg。