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横顔や斜め顔もとらえる進化型顔キレイナビ搭載のF50fdも

富士フイルム、光学18倍ズームレンズ搭載の『FinePix S8000fd』などを発表

2007年07月26日 14時00分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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FinePix S8000fd

富士フイルムの光学18倍ズーム搭載『FinePix S8000fd』。同社初の光学式手ぶれ補正機だ

富士フイルム(株)は26日、広角27mm相当からの光学18倍ズームレンズを搭載したデジタルカメラの新製品として『FinePix S8000fd』を9月上旬に発売すると発表した。


同時に、真横を向いた横顔や斜め(左右回転で270度まで)の顔も自動検出する進化型の“顔キレイナビ”機能を搭載したコンパクトデジタルカメラ『FinePix F50fd』、スタイリッシュコンパクトの『FinePix Z100fd』を、それぞれ8月下旬、9月下旬に発売することも併せて発表された。全機種CCDシフト方式の光学式手ぶれ補正を備えており、価格はオープンプライス。予想実売価格は順に5万円前後、4万5000円前後、4万円前後。

光学式手ぶれ補正と最高感度ISO 6400相当で
光学18倍ズームをフルサポート


FinePix S8000fdは、運動会やスポーツ観戦など被写体に近寄れない状況にも対応できる光学18倍/デジタル91.8倍(記録解像度はVGAサイズ)の広角高倍率ズームレンズ一体型のデジタルカメラ。広角端は27mm相当と広い画角を実現し、集合写真や広大な景色を写し出すことができるという。

FinePix S8000fdの前面

FinePix S8000fdの前面

FinePix S8000fdの背面

同じく背面

高倍率ズームでは手ぶれ対策が気になるところだが、本機は同社初となるCCDシフト方式の光学式手ぶれ補正機能を装備している(同時発表のコンパクト機2機種も同様)。CCDサイズは1/2.35インチで有効画素数は800万画素。これに加えて、最高ISO 6400相当(マニュアルもしくはA/Sモード時、最大400万画素記録)の高感度撮影に対応。有効画素数最大の800万画素でもISO 1600相当の高感度撮影が可能で、室内など露出不足になりやすい場所やフラッシュのたけない撮影条件でも明るく写すことができる。

また、スポーツシーンなどの撮影に有効な連写機能も備えており、800万画素では毎秒1.3コマで最大連続7コマまで。“高速連写”では記録画素数が400万画素に制限されるが、毎秒7コマで最大連続15コマ(約2秒間)、“超高速連写”では同じく200万画素にはなるが毎秒15コマで最大連続15コマ(約1秒間)という、パラパラマンガのような連続写真が記録できる。

そのほか、主なスペックは以下の通り。


FinePix S8000fdの主なスペック
製品名 FinePix S8000fd
撮像素子 1/2.35インチ有効800万画素CCD
レンズ 光学18倍ズーム、f=4.7~84.2mm(35mmフィルムカメラ換算時:27~486mm相当)、F2.8~4.5
静止画撮影 最大3264×2448ドット
ISO感度 オート、ISO 64/100/200/400/800/1600/3200/6400相当
動画撮影 640×480ドット、30fps、MotionJPEG圧縮AVI形式
液晶ディスプレー 2.5インチTFT、約23万画素
記録メディア 内蔵58MBフラッシュメモリー&xDピクチャーカード、SDカード(SDHC対応)
インターフェース USB 2.0(Full-Speed)、AV出力、DC入力(ACアダプター別売)
電源 単3形乾電池4本(アルカリ乾電池、ニッケル水素充電池対応)
撮影可能枚数(CIPA測定法準拠) 約350枚(アルカリ乾電池)、約500枚(ニッケル水素充電池)
本体サイズ 111.3(W)×79.3(D)×78.2(H)mm
重さ 約410g(本体のみ)/約505g(装備重量)

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