富士フイルム(株)は24日、同社で新たに開発中の先進的なソフトウェア技術を、商用サービスとして導入する前に一般に公開するというラボサイト“FUJIFILM Internet Technology Labs”を本日公開したと発表した。
その第1弾として本日、画像検索エンジン“TRIPIT”(トリピット)を公開している。これは、画像に紐付けられたタイトルやタグといった言葉の情報同士を言語処理技術によって結びつけることで、1つの画像からさまざまな画像を自動的に検索していくというもの。コア技術である独自の電子辞書体系は、富士フイルムと(株)サーバードメインの共同開発によるものという。FUJIFILM Internet Technology Labsでは、TRIPITのAPIを公開するほか、TRIPITを利用した検索機能のデモンストレーションも紹介している。