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BCN、液晶ディスプレーの販売動向を発表

液晶ディスプレー別売りモデル増加により需要回復傾向に

2007年07月23日 17時23分更新

文● 編集部 太田 渉

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(株)BCNは23日、約2300店舗のPOSデータを集計して配信するPOSデータベースサービス“BCNランキング”を基に、液晶ディスプレーの販売動向を発表した。それによると、ディスプレー別売りのパソコンの台数比率が高まってことが影響して、売り上げ金額がプラスという結果になった。

インチ別台数分布

インチ別台数分布

画面サイズの調査では、19インチが44.3%で、次いで17インチが29.2%22インチが11.8%という結果となっている。しかし、22インチは上昇傾向で、17インチは下降傾向だった。

また、液晶ディスプレーの形状はスピーカー内蔵型が62.7%という結果となり、ワイドタイプのディスプレーは46.7%と月を追うごとに増加傾向になっている。TV機能搭載ディスプレーは全体の1%で、付加機能を省いた低価格モデルが主流という結果となった。

ディスプレー全体のメーカー別台数シェアは、1位が三菱電機(株)の20.7%で、次いで(株)アイ・オー・データ機器が18.7%、韓国LG電子社が9.6%となっている。また、19インチだけの台数シェアを見ると、アイ・オー・データ機器が22.7%と1位で、2位の三菱電機の14.4%を大きく離している。

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