“Radeon HD 2400 PRO”搭載ビデオカードとしては初のAGP対応モデルとなる「GC-RX24PGA2-D3」がGeCubeから発売された。AGP対応ビデオカードもついにDirectX 10世代に突入だ。
DirectX 10とShader Model 4.0をフルサポートするAMDの最新GPUである“Radeon HD 2400 PRO”を採用することで、「GC-RX24PGA2-D3」はAGP対応ビデオカードでは初のDirectX 10/SM4.0をサポートする製品となった。もちろん同GPUのウリのひとつである動画再生支援機能“UVD”を搭載しHDCPにも対応。残念ながら、現時点ではHDMI出力に関する情報がないために対応状況が不明(PCI-Express版は対応)という点はあるが、どちらにせよ「ゲームはしないがAGP対応の最新GPU搭載カードが欲しい」と考えていたユーザーにとっては注目カードのひとつだ。
その他、主な仕様はコア/メモリクロックが525MHz/770MHz。搭載メモリはDDR2 256MB(64bit)で、インターフェイスはVGA/DVI/TV-OUTという構成。付属品はTV-OUTケーブルのみで、HDTV出力ケーブルやその他変換アダプタの類は付いていない。本日入荷を確認したのはアークで価格は1万1480円。先行して販売されているPCI-Express版より約2000円ほど高額となっている。