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これぞ“トランスフォーマー”状態!衝撃の“変形”を遂げるCPUクーラーが登場予定!!

2007年07月18日 22時11分更新

文● 増田

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 デュアルファン仕様の本体が、パカッと羽を広げたように開くという、なんともユニークなAuras製のCPUクーラー「CTC-868」が来週26日(木)に発売される予定だ。代理店はサイズとなる。

一見するとよく見かけるデュアルファン仕様のCPUクーラーに見えるAuras製の「CTC-868」。がしかし、ご覧の通りかなり衝撃的な“変形”を遂げる。まさにCPUクーラーの“トランスフォーマー”状態である

CPUクーラーの“トランスフォーマー”!?

 サイズ105.4(W)×113(L)×135.2(H)mmの本体は、一見するとよく見かけるデュアルファン仕様のCPUクーラー。それが上部のツマミを掴んで開くことで、CPUクーラー本体を3つのユニットに分けることが出来るというなんとも変わった構造となっている。まさに今流行の「トランスフォーム!」とでも叫びたいところだが、冷静になって考えてみると、果たしてこの“変形”に何の意味があるのだろうか?
 サイズの担当者に率直に疑問をぶつけてみたところ「デュアルファンはヒートシンク中心部に向かって1基が吹き付け、もう1基が吹き出しになっているので、吹き出し部分から出る風をCPUソケット周辺やカード類などに当てられる」との答えが返ってきた。なるほど、CPUクーラーの1部とはいえ、1基がCPUクーラーのヒートシンク冷却用で、もう1基が他の部分の冷却用というわけである。ちなみに開閉角度は3段階に調節できるようになっている。

上部のツマミを掴んで左右に開くことが可能。開閉角度は3段階に調節できるようになっており、写真のようにエアフローを考慮して片方だけ開くといったことも可能だ

 「CTC-868」の主なスペックを確認しておくと、92mm角の搭載ファンは1基が回転数800rpm~2400rpm(13.6dB~23dB)のPWM可変タイプ、もう1基が回転数固定の約1200rpm(16.2dB)で円形のアルミフィンを貫くヒートパイプは6mm径のものが計4本、重量は568.5gというもの。対応CPUはLGA 775/Socket AM2/939/940/754となる。発売は冒頭でも触れたように来週26日(木)を予定。予価は高速電脳で7780円だ。

「CTC-868」ベース部

円形のアルミフィンを貫くヒートパイプは6mm径のものが計4本。対応CPUはLGA775/Socket AM2/939/940/754となる

「CTC-868」動作中

“開いた”状態で動作しているところ。ブルーLEDの発光も美しく見栄えもいい

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