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HTC、日本語版スマートフォン『HTC X7501』『HTC P3600』を9月以降に発売

2007年07月18日 16時18分更新

文● 永島和夫

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HTC Nippon(株)は18日、OSにWindows Mobileを搭載する日本語版スマートフォン『HTC X7501』『HTC P3600』を9月以降に発売すると発表した。どちらも日本語版のWindows Mobileが搭載される。通信方式はW-CDMAに対応するため、(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ(NTTドコモ)、ソフトバンクモバイル(株)のUSIM(Universal Subscriber Identity Module)カードの挿入で国内利用が可能となる見込み。

英語版のHTC X7500

写真は英語版の『HTC X7500』。一見するとUMPC(小型パソコン)のようだが、スマートフォンだ

Windows Mobile 6 Professional日本語版を搭載するHTC X7501は、5インチのVGA液晶ディスプレーを搭載するスマートフォン。本体サイズは幅133.1×奥行き16×高さ97.7mm、重さは約359g(電池込み)と、携帯電話機として考えると大柄なボディとなる。

キーボードはマグネットで取り外せるQWERTY配列で、タッチスクリーン以外にキーボードからの文字入力が可能。Microsoft Officeの文書をプロジェクターに投影してプレゼンテーションするなど、ビジネスツールとしても利用できる。

英語版の『HTC P3600

英語版の『HTC P3600』

HTC P3600は、重さ約150gのスマートフォン。OSにWindows Mobile 5.0日本語版を搭載し、GPSも内蔵するため、位置情報を使ったルート案内をはじめとしたナビゲーションシステムとしての機能も持つという。

こちらはキーボードを搭載せず、各種機能はタッチスクリーンで操作する。スクロールやフォーカス移動などの操作を簡便にする“ジョグホイール”も搭載している。液晶ディスプレーは2.8インチのQVGA表示。本体サイズは幅108×奥行き18.4×高さ58.2mm。カメラは2.1メガピクセルのCMOSカメラと内側にテレビ電話用おサブカメラを搭載する。

どちらの機種も、GSMおよびHSDPAを含むW-CDMAネットワークに対応し、海外および日本国内での利用が可能。SIMロックはないため、特定事業者のSIM/USIMカードのみ使えるということもない。IEEE 802.11b/g準拠の無線LAN機能やBluetooth 2.0に対応し、携帯電話以外のネットワークでも通信できる。


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