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アイ・オー、ハードウェアでデータを暗号化するUSBフラッシュメモリーを発売

2007年07月11日 19時14分更新

文● 編集部 若林健太

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(株)アイ・オー・データ機器は11日、パスワードによるデータ保護機能“SUGate”(エスユーゲート)を搭載したUSBフラッシュメモリー『EasyDisk Secure2』を8月下旬に発売すると発表した。512MB/1GB/2GB/4GBの4種類をラインナップし、価格は順に8000円(税別、以下同)、1万5000円、2万6000円、3万8000円。

EasyDisk Secure2

EasyDisk Secure2

EasyDisk Secure2は、ディスク全域をパスワードにより保護するUSBフラッシュメモリー。同製品をパソコンに接続すると自動的にパスワード入力画面が表示され、正しいパスワードを入力しない限りデータにアクセスできないようになっている(Windows Vistaのみ別途初期設定が必要)。パスワードを連続して5回間違えるとデータがロックされ、初期化しない限り製品そのものが使用できなくなる(初期化するとデータは失われる)。データは、本体に搭載されたコントローラーによりハードウェアで暗号化されている(暗号化方式は128bit AES)。フラッシュメモリーにはSLC(Single Level Cell)フラッシュメモリーを採用しており、MLC(Multi Level Cell)フラッシュメモリー採用製品に比べ、2倍以上の書き込み速度が得られ、書き込み回数は10倍以上と長寿命になるという。

本体サイズは幅18.0×奥行き72.8×高さ9.0mm、重量は約13g。対応OSはWindows Vista/XP/2000(SP4)。

なお、同社ではEasyDisk Secure2に個別のIDを振ったり、デバイスの仕様をカスタマイズする、さらにパスワード入力ミスによるロックを解除することができる企業のシステム管理者向けソフト『SUManager』も販売する。価格は19万8000円(税別)。SUManagerは受注生産となっている。SUManagerの対応OSはWindows Vista/XP/2000(SP4以上)。



PC3-8500対応メモリーモジュールも発売

EasyDisk Secure2

EasyDisk Secure2

併せて、同社はメモリークロックが1066MHzのDDR3 SDRAMモジュール“DY1066”シリーズを発売すると発表した。512MBと1GBの2種類をラインナップし、価格は順に3万8700円(税別、以下同)、7万1500円。いずれも受注生産となっている。

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