近未来的な農薬散布かっ!? 電撃ロッドを持つエルさん！
未来的なんだけどレトロ感がある不思議なフィギュア、エルさん
こちらのリアルなフィギュアは、凄腕のペインターとして、そして新進の造形家として脚光を浴びている矢竹剛教氏のオリジナルキャラクタ。
パッケージの説明によれば、次のような世界に住むお姉さんらしい。
エルが住むのはバグ（害虫）を駆除しないと生活に支障が出る世界。ここではバグ駆除用のいろいろな道具が存在します。エルが持っている「ライデン」（カバン型の小型発電機）と「エレロッド」（電撃棒）もその道具のひとつです。高電圧を扱う為に装備は絶縁スーツとなっていて、足元まで一体の長靴のようなものです。そのため、皮手袋も装着しています。駆除の際にはエレロッドの先端がスパークしますが、直視するとマズいのでゴーグルも携帯しています。
「ああっ女神さまっ」のスクルドが成長したというイメージなのか？ あっちはバグを吸い取る掃除機だったが、こちらは電撃殺虫器らしい。
手にしているのはバグを駆除するための電撃殺虫器。写真左が高電圧発生装置で、右が放電用のロッド
それぞれの装置は、パッケージ写真によれば次のように接続して使うものらしい。
ラジエータかオープンリールのテープデッキに見えるが、これは発電機だ（写真左）。写真右は、電撃ロッド
見ようによっては、畑で農薬を散布しているネーちゃんにも見える。ちょっと気になったのは、
この装置ちゃんとアースしてあるのか？
という点だ。電流は、アース→発電機→ロッド→バグ→地面→アースという経路を通って初めてバグを電撃できるが、見たところ体の絶縁はしているがアースがナイっぽい！ アースしないとバグに電気が流れないっす！ エルさんっ！ てか、一番近い腰にスパークして反対側の腰から電源に回路ができちゃうんですけど……。
なおパッケージの顔と実際の製品では、ちょっと印象が違っている。
左がパッケージの顔、右がフィギュアの顔
パッケージの写真では、目元がかなりキリッ！とした精悍な顔立ちだが、フィギュアの方は若干可愛らしさを前面に出したペイントになっている。
「el．(エル)」は、海洋堂より発売されており、価格はコトブキヤラジオ会館店と秋葉原店で3990円、アソビットキャラシティで3480円となっている。
今度はしゃがみポーズの“いろは”さん登場！
「サムライスピリッツ 天下一剣客伝」からは、和風メイドにして巨乳萌え！、そしてフンドシっぽいエプロンとハイレグレオタードが燃え！な、“いろは”さんの登場。
同じポーズのフィギュアを見たことがあるマニアも多いかも
このいろはさんは、6月中旬に“SNKプレイモア・オフィシャル・いろは”としてリリースされた1/5コールドキャスト製フィギュアの廉価版といったところ。なにせ1/5いろはさんは、メーカー希望価格もビックサイズの2万4990円だっただけに、さすがにマニアであっても手が出せず、遠くから見つめる存在たっだ。
今回は、ディテールそのままにスケールを1/6とし、PVC製となってフレンドリーないろはさんとして装い新たに新登場となった。とはいえ、高さは約290mmmとスケールダウンしても、まだまだ巨大なのである！ 原型師は、1/5と同じ業生潮（かるまぎ うしお）氏。
いろはさんと言えば、この巨乳ショットを押さえずにはいられまい！
もちろんいろはさんの武器、鳳麟・凰嘴（ほうりん・おうさい）もセットになっていて、勇ましい姿も再現可能となっている。
、鳳麟・凰嘴を構えるいろはさん！ステキッ！
二刀流なので刀削麺屋でバイトすると、かなり重宝がられると思われるが、あくまでも鶴の舞ってことで……。
一般用語の基礎知識：刀削麺
刀削麺と書いて“とうしょうめん”と読む。中国の山西省で発祥した麺のこと。ほぼうどんと同じだが、練った塊を包丁で削りながら、その勢いでお湯の沸くナベの中に入れるという麺。スープはラーメンと同じだが、ちょっと酸っぱい。アキバだとPCパーツ街やメイド喫茶街と呼ばれるザコン前の通りに刀削麺“劉家”がある。メイドリフレの“ミフレ”と同じビル。
なおパッケージのガードが固く、セクシーショットは撮影できなかった。って言っても、レオタードなんだけど……。
う～む。撮影できず！
「サムライスピリッツ 天下一剣客伝 いろは」は、ムサシヤより発売されており、価格はコトブキヤラジオ会館店と秋葉原店で8610円、ソフマップ秋葉原店アミューズメント館で6780円となっている。
(次ページへ続く)
