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【704i発表会レポート】「自分に合う」という視点で選べる全8機種

2007年07月04日 22時26分更新

文● 編集部 飯塚岳史

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速報(関連記事)でお伝えした通り、(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモは4日、1月に発表された“FOMA 703i”シリーズの後継機種となる“FOMA 704i”シリーズ8機種を発表した。ここでは都内で行なわれた発表会の模様をお伝えする。

発表会では、NTTドコモ 執行役員 プロダクト&サービス本部 プロダクト部長の永田清人氏が登場し、“704i”シリーズのコンセプトおよび各機種の説明を行なった。

永田氏

執行役員 プロダクト&サービス本部 プロダクト部長の永田清人氏

70Xシリーズならではの独自路線を

“703i”より前の“70X”シリーズでは、フルスペックの“90X”シリーズと比べて、より安価な普及価格帯でリリースするために90Xシリーズの機能を厳選して搭載していたモデルだった。しかし703iシリーズからは、90Xシリーズにはない70Xシリーズならではの特徴を付加する製品コンセプトを採用していた。今回の704iシリーズでは、ワンセグ搭載FOMA端末としては最軽量となる『D704i』ワンセグ搭載のFOMA端末として最薄となる『SH704i』など、70Xシリーズならでは“Slim&Compact”(スリム&コンパクト)などの特徴をさらに拡大させている。

コンセプト

703iからの70Xシリーズは90Xシリーズの廉価版ではなく、機能によって機種を選べるコンセプトになっている

FOMA最軽量ワンセグ『D704i』

D704i

ワンセグ対応の『D704i』

三菱電機(株)製のD704iは、『SH704i』と共に70Xシリーズとしては初のワンセグ端末となる。ワンセグ対応FOMA端末では最軽量となる重さ111gを実現しているほか、高さでも99mmと最小を誇る。また、コンパクトながらワンセグ視聴時間は約5時間半と長いのもうれしい。音楽再生面ではWMA(Windows Madia Audio)に対応し、定額制音楽配信サービス“Napster To Go”(ナップスター トゥー ゴー)にも対応する。

  • メインディスプレー:約2.4インチQVGA(240×320ドット)
  • カメラ:有効約130万画素
  • 連続通話時間:約180分
  • 連続待受時間:静止時約600時間
  • 本体サイズ:幅49×奥行き18.6×高さ99mm
  • 重量:約111g
  • カラー:Red、White、Brown、Pink
  • 発売予定時期:8月

ワンセグ対応FOMA最薄の18.1mmを実現した『SH704i』

SH704i

同じくワンセグ対応の『SH704i』

シャープ(株)製のSH704iは、ワンセグ視聴&録画機能を搭載したFOMA端末では最薄となる18.1mm(最薄部17.7mm)を実現している。アルミ素材を採用し、シャープ製らしいメタリックな質感が高級感を演出している。液晶パネルには同社の液晶テレビ“AQUOS”(アクオス)の高画質エンジンを搭載した“モバイルASV液晶”を採用している。

  • メインディスプレー:約2.6インチワイドQVGA(240×400ドット)
  • カメラ:有効約130万画素
  • 連続通話時間:約180分
  • 連続待受時間:静止時約530時間
  • 本体サイズ:幅49×奥行き18.1×高さ106mm
  • 重量:約128g
  • カラー:GOLD、WHITE、BLACK、BLUE、PINK
  • 発売予定時期:7~8月

70Xシリーズ初のFOMAハイスピード対応端末『L704i』

L704i

FOMAハイスピードによる高速データ通信対応の『L704i』

人気ブランド“Chocolate”(チョコレート)デザインを採用する韓国LG電子社のL704iは、70Xシリーズとしては初の高速データ通信サービス“FOMAハイスピード”(HSDPA)に対応する携帯電話機。赤色LEDで光る“タッチパッド”を採用したシンプルな形状が特徴。3G(W-CDMA)回線のほか、GSM回線にも対応し、海外でもそのまま使える“WORLD WING”対応端末となっている。

  • メインディスプレー:約2.2インチQVGA(240×320ドット)
  • カメラ:有効約200万画素オートフォーカス付き
  • 連続通話時間:約150分
  • 連続待受時間:静止時約400時間
  • 本体サイズ:幅48×奥行き17.7×高さ99mm
  • 重量:約110g
  • カラー:Black Chocolate、White Chocolate、Wine Chocolate
  • 発売予定時期:10月

フラッシュ&オートフォーカス付きカメラ搭載の『P704i』

P704i

カメラ機能を強化した『P704i』

パナソニック モバイルコミュニケーションズ(株)製のP704iは、ソフトバンクモバイル(株)から発売された『810P』と同様のスライド機構“フラットスライド”を採用する。静止画撮影機能では“6軸手ぶれ補正”を搭載。音楽再生機能では着うたフル・着うたが定額で楽しめる“うた・ホーダイ”に対応するほか、WMA再生が可能。

  • メインディスプレー:約2.4インチQVGA(240×320ドット)
  • カメラ:有効約200万画素オートフォーカス付き
  • 連続通話時間:約175分
  • 連続待受時間:静止時約590時間
  • 本体サイズ:幅51×奥行き13.5×高さ105mm
  • 重量:約111g
  • カラー:ICE WHITE、URBAN BLACK、ROSE GOLD
  • 発売予定時期:8~9月

着せ替え&イルミで女性に刺激する『SO704i』

SO704i

着せ替えパネル“Style-Upパネル”採用の『SO704i』

ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(株)製のSO704iは、同社おなじみの着せ替えパネル“Style-Upパネル”を用意。また、パネルに合わせてイルミネーションが変わる“Dreamy Twinkle”(ドリーミートゥインクル)を採用する。そのほか、カメラ機能はオートフォーカス付きの有効200万画素CMOSを採用する。

  • メインディスプレー:約2.7インチQVGA(240×432ドット)
  • カメラ:有効約200万画素オートフォーカス付き
  • 連続通話時間:約160分
  • 連続待受時間:静止時約600時間
  • 本体サイズ:幅47×奥行き18.7×高さ105mm
  • 重量:約105g
  • カラー:PINK×BUTTERFLY、SILVER×SHINE、PURPLE×STAR
  • 発売予定時期:7~8月

グローバル対応の防水ケータイ『F704i』

F704i

IPX7、IPX5相当の防水機能を持つ『F704i』

富士通(株)製のF704iは、『F703i』と同等の防水性能(IPX7、IPX5相当)を備える端末。W-CDMA回線のみだが、国際ローミングサービス“WORLD WING”に対応する。そのほかの仕様はF703iと同等

  • メインディスプレー:約2.7インチQVGA(240×432ドット)
  • カメラ:有効約130万画素
  • 連続通話時間:約145分
  • 連続待受時間:静止時約420時間
  • 本体サイズ:幅48×奥行き17.9×高さ100mm
  • 重量:約109g
  • カラー:マゼンタ、ホワイト、ゴールド、ブラック
  • 発売予定時期:7月

FOMA最薄シリーズもグローバル対応に『N704iμ』『P704iμ』

WORLD WING対応のFOMA最薄端末『N704iμ』、『P704iμ』

FOMA最薄の薄さ11.4mmを実現した“703iμ”シリーズも“WORLD WING”対応で“704iμ”へとバージョンアップした。F704i同様にW-CDMA回線のみ対応となる。

N704iμ

  • メインディスプレー:約2.3インチQVGA(240×345ドット)
  • カメラ:有効約130万画素
  • 連続通話時間:約200分
  • 連続待受時間:静止時約690時間
  • 本体サイズ:幅49×奥行き11.4×高さ103mm
  • 重量:約90g
  • カラー:プレミアブルー、プレミアホワイト、プレミアブラック
  • 発売予定時期:7月

P704iμ

  • メインディスプレー:約2.2インチQVGA(240×320ドット)
  • カメラ:有効約130万画素
  • 連続通話時間:約120分
  • 連続待受時間:静止時約400時間
  • 本体サイズ:幅49×奥行き11.4×高さ103mm
  • 重量:約98g
  • カラー:カクテルゴールド、ビスクホワイト、リュクスブラック
  • 発売予定時期:7月

お詫びと訂正:記事掲載当初、『P704iμ』を『P703iμ』と誤って表記しておりました。関係各位にお詫びするとともに訂正いたします(2007年7月5日)

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