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中国IT小話――嗚呼、やはり……。中国奥地の自動車展示会も“そっくりさんショー”でした

2007年07月05日 01時00分更新

文● 山谷剛史

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 展示会のブースで見る、パクリっぽい自動車メーカーのロゴ、ロゴ、ロゴ……。実は、これ中国の自動車展示会の光景なのだ。

 筆者は中国の奥地、東南アジアにほど近い中国雲南省の昆明で開催されたモーターショーに足を運んでみた。日本のメディアでも上海モーターショーの様子が紹介されているが、中国の地方都市のモーターショーについて報道される機会は少ないだろう。地方のモーターショウはどうだろう? せっかくだから行って見てみよう! というわけで取材してみた。



中国の奥地とはいえ、規模はなかなかのもの


 中国最果ての地の雲南省のモーターショーとなれば、さぞかし小規模のものであろう、と思いきやそうでもなかった。昆明で唯一の展示会会場“昆明国際会展中心”内の8つの展示スペースのうち3つを利用し、中国の自動車メーカーだけでなく、中国市場で展開しているトヨタ、日産、ホンダ、マツダ、三菱、フォルクスワーゲン、BMW、フォードなど外資系企業も参加。各メーカーが数車種をそれぞれ展示しているのだから、一通り見るには結構時間がかかる。

 しかも“雲南国際汽車展”(雲南国際モーターショー)は今年で8回目を迎えるというのだから、結構歴史のあるものなのだ。

会場

会場の様子。トヨタ、日産、マツダ、ホンダなどの日本メーカーに加え、フォルクスワーゲン、BMW、フォードなど欧米メーカーも出展している

 開催期間は6月28日から7月2日までで、速報によると、6月30日までの3日で18万人が来場したという。なんだかすごそうだが、調べてみるとやはり中国において、モーターショーといえば“上海モーターショー”を連想するようで、今回の雲南のモーターショーはあくまで地方開催の展示会と捉えられているようだ。

 ちなみに2007年の上海モーターショーは、9日間の会期中に50万人を超す来場者があったという報道もある。

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