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体だけじゃない。脳みそにも汗をかけ

ゼロカロリーなのになぜ甘い?

2007年07月06日 23時00分更新

文● アスキー・ビリー部

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 コンビニには“カロリーゼロ”“ノンシュガー”“カロリーオフ”などさまざまな種類のドリンクが並んでいる。どれも同じだろうとレジに突撃してしまってはいないか? ちょっと待て。実はそれぞれ違うものだ。まずはこれらの種類から整理していこう。



カロリーゼロ(ノンカロリー)


ノンカロリーコーラ

『コカ・コーラ ゼロ』や『ペプシ ネックス』に含まれているアスパルテームは、清涼飲料水に含まれるもっともポピュラーな人工甘味料だ

 砂糖などの糖類の代わりに、“アスパルテーム-Lフェニルアラニン化合物”(以下アスパルテーム)などの人工甘味料を使用することで、カロリーをほぼゼロにした飲み物。最近では『コカ・コーラ ゼロ』や『ペプシ ネックス』などが有名だな。“ほぼゼロ”と“カロリーゼロ”は違うじゃないかと思うかもしれないが、1995年に施行された“栄養表示基準制度”で 「食品100g当たり5kcal未満の飲み物はカロリーゼロと表記してもいい」と決まっているのだ。おまえらも自分の体重を伝えるときは端数を切り捨てるだろう? それと同じだ。



カロリーオフ(カロリーカット、低カロリー、ローカロリーなど)


スポーツドリンク

左の『アクエリアス アクティブダイエット』はカロリーオフ、右の『ヴァーム ウォーター』はカロリーゼロ。ダイエット中はカロリーゼロのドリンクを選びたい

 カロリーゼロと勘違いしてしまいがちだが、“カロリーオフ”は、100mlあたりのカロリーが20kcal以下の飲み物を指す。あくまで通常の飲み物に比べて、カロリーが控えめというだけだ。やりすぎ、飲みすぎに気をつけなきゃいけないのは筋トレと同じだな。



ノンシュガー(シュガーレス、砂糖不使用、無糖)


コーヒー『Roots』

ノンシュガーだからといって早合点は禁物だ

成分表1

ブラックはカロリーゼロ

成分表2

ラテのカロリーは100mlあたり21kcalもある。牛乳の炭水化物、たんぱく質、脂質が含まれているからだ

 これも「砂糖を使っていない=カロリーゼロ」とかんちがいしてしまいがちだ。確かに無糖と表記されたブラックコーヒーはカロリーゼロかもしれない。しかし、無糖のカフェラテには、牛乳のカロリーが含まれていることを忘れるな! ノンシュガーと表記してある場合、成分表示をよく見るクセを付けるんだぞ。

 まあ、牛乳には筋肉を作るのに役立つたんぱく質が豊富なので、マッチョを目指す俺たちにとってはむしろありがたいがな。

発泡酒

糖質ゼロの発泡酒にもアルコールのカロリーが含まれているぞ

成分表

とはいえ、アルコールのカロリーは体に蓄積しづらいと言われているので、糖質を含むビールなどに比べればダイエットに適している。ちなみに焼酎やウィスキー、ジンやウォッカなどもアルコールのカロリーしか含まれていないのでお勧めだ

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