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突如アキバで“6・30アキハバラ解放デモ”発生! 彼らの言葉に耳を傾けろ!

2007年06月30日 23時30分更新

文● 宇田川和成

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 本日午後3時過ぎ、秋葉原の路上で突如デモ行進が発生した。デモは“6・30アキハバラ解放デモ!”といい、“オタクのオタクによるオタクのためのデモ”の趣旨のもと“世界の趣都アキハバラ大通りもデモ隊で堂々と占拠してしまおう”というグループがホームページや、mixi内のコミュニティなどで呼びかけ実施したようだ。

軽く数100人規模のデモ行進となった“6・30アキハバラ解放デモ!”参加した個々人が思い思いの主張・コスチュームでアキバの街をデモ行進した

 主催者団体では、mixi内のコミュニティで、
 “サウンドデモという合法的なスタイルを利用しては路上で怪しい電波ソングからAKIBA-POPまでを堂々と大音響で垂れ流し、踊りたい奴らは踊りまくって、コスプレしたい奴らはコスプレしまくって、あらゆる少数派が言いたいことを言いまくるカオスな空間の創出によって街を解放してしまうという危険なイベントだ!”
 “全てのオタク・萌え・非モテを中心に、コスプレイヤー、メイドさん、ニート、引きこもり、ロリコン、ショタコン、腐女子、腐男子、ゲイ、ビアン、性的マイノリティー、貧乏人、ワーキングプア層、苦学生、よっぱらい、その他諸々の大バカモノと少数者はもはや結集するしかない!そしてボクらの時代をボクら自身が作り上げよう!” としている。

サウンドデモ方式という大音量で音楽を流しながらデモ行進していた。中には“マスコミによる理不尽なオタク偏見報道断乎糾弾!”とプラカードを掲げる人も

 特に1つのことを主張するというスタイルではなく、各個人個人がそれぞれの主義主張も持ちデモに参加するというまさな現在のアキバを表すかのようなカオス的なデモ行進だったようだ。

 デモ行進に参加したひとりにインタビューしてみたところ、「マンガやアニメの表現を規制する法案に関して断固として反対だ」と語ってくれた。

“ストーム・トルーパー”コスの人

“ストーム・トルーパー”コスの人

馬ヅラのかぶり物の人

馬ヅラのかぶり物の人

 デモ行進はマスコミや、個人ブロガーなど多くの媒体が取材しており、彼らの主張は広く世間にアピールできたことは確かだろう。

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