KDDI(株)および沖縄セルラー電話(株)は27日、今月14日に発売された(株)東芝製のau携帯電話機『W53T』(関連記事)において、折りたたみのヒンジ部分に不具合が発生するとして、無償交換をすると発表した。
W53Tのヒンジ部分の不良は、ヒンジ部分が緩んで閉じた状態や開けた状態を維持できなくなるというもの。原因はヒンジ部品の材料強度が低く、開閉の繰返しにより破損してしまうことだという。開いたままの状態では、液晶ディスプレーのバックライトが常時点灯してしまい、バッテリーの消耗が早まるなどの不都合がある。今月26日現在の稼働台数は5万2800台。
端末の交換は、auショップおよび一部を除くPiPit店にて行なわれるが、現在準備をしており、交換時期は7月中旬を予定するという。対象のユーザーには書面で連絡する。