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ウェブ上でリアルタイムに操作できる

ソニービルの壁面をユーザーが1670万色から変更可能に

2007年06月27日 13時02分更新

文● 編集部 永水和久

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ソニーマーケティング(株)とソニー企業(株)は26日、ソニー(株)の液晶テレビ“BRAVIA”(ブラビア)シリーズのウェブサイト(http://www.sony.co.jp/bravia/)から、東京の銀座ソニービルの壁面の色をユーザーが好きな色に変更して鑑賞できるアートイベント“Live Color Wall Project”(ライブカラーウォールプロジェクト)を27日に開始すると発表した。実施期間は9月26日までで、19時~23時の時間帯で行なわれる。

Live Color Wall Projectは、BRAVIAシリーズの思想“色は、ココロを動かす力”を基に、色に関わる感動体験の場をユーザーに提供するというもの。イベントの名称はBRAVIAシリーズが採用する広色域バックライトシステム“ライブカラークリエーション”から捩っている。

ソニービルの壁面には、2005年11月から合計250個のLEDバックライトがイルミネーションとして採用されており、今回のアートイベントはこのLEDバックライトを制御することで壁面の変色を可能にしている。

ウェブサイトとの連動の仕組み

ウェブサイトとの連動の仕組み

特設サイト

特設サイト。スポイトツールで赤色を吸い取っている

特設サイト上で壁面の色の変化を確認できる

特設サイト上で壁面の色の変化を確認できる

イベント実施期間中のBRAVIAシリーズのウェブサイトには、有楽町センタービル(通称:有楽町マリオン)に設置されたウェブカメラでリアルタイムに上映するソニービルと、BRAVIAのテレビCMを画面左上にストリーミング放送する特設サイトが用意される。この特設サイトではマウスカーソルが画面上の色を吸い取るようにして選択する“スポイトツール”に変更され、ユーザーはBRAVIAのテレビCMから好みの色を吸い取り(マウスを左クリックする)、画面上のソニービルに移す(ドラッグ&ドロップする)ことでソニービルの壁面を実際にスポイトツールで吸い取った色に変更できる。色の変化の確認はそのまま特設サイト上で行なえる。なお、BRAVIAのテレビCMの外側の映像(ソニービルや銀座の街並み)からも、スポイトツールで色を吸い取ることが可能だという。

ソニービルに採用されたLEDバックライトは最大1670万色の表示に対応し、一方、特設サイトに採用されたスポイトツールも1670万色の識別が可能だという2点から、ユーザーはソニービルの壁面を1670万色から表現可能としている。

ソニービルを直接撮影した様子

ソニービルを直接撮影した様子

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