日本サムスン(株)は22日、1GBのフラッシュメモリーを内蔵したデジタルボイスレコーダー『YV-150Z』を発表した。直販サイト“サムスンダイレクト”にて販売される。本日より予約受け付けを行ない、7月中旬に出荷を開始する。サムスンダイレクトでの直販価格は1万9800円。
YV-150Zは、SHQモード(サンプリング周波数は22kHz、ビットレートは128kbps)/HQモード(16kHz、64kbps)/SPモード(16kHz、32kbps)の3つの録音モードに対応し、最大66時間(SPモード時)の録音が行なえるデジタルボイスレコーダー。録音形式はMP3。音声を感知して自動的に録音を開始/停止する“VOR機能”のほか、再生スピードを70%~130%の間で調節する機能、音声を聞き取りやすく再生する“ノイズリダクション機能”を搭載する。録音には内蔵モノラルマイクのほか、ピンポイント録音用に指向性を高めた外付けモノラルマイクロホンの使用も可能。パソコンとの接続インターフェースはUSB 2.0(Hi-Speed対応)で、付属のUSBケーブルを使用する。
録音機能以外の機能としては、MP3(最大320kbps)、およびWMA(最大192kbps、Windows Media DRM 9対応)形式の音楽ファイルの再生機能を備える。FMラジオチューナーも搭載している。
また付属品として、固定電話機に接続してYV-150Zで電話音声を録音できるようにする電話録音アダプターや、オーディオプレーヤーなどの機器とYV-150Zを接続する外部機器接続ケーブル(接続にはステレオミニプラグを使用)のほか、外付けマイクロホン、イヤホンなどが付属。さらに付属ソフトとして、日本語/英語/中国語(繁体字・簡体字)/韓国語/ロシア語に対応するパソコン用の文書音声読み上げソフト(名称は非公開、Windows Vista/XP/2000対応)が付属する。
本体サイズは幅97×奥行き18.3×高さ33mm、重量は40.4g。電源は単4乾電池×2本を使用し、連続録音時間は最大約15時間(SHQモード/HQモード/SPモード共通)。対応OSはWindows Vista/XP/2000。