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クアッド構成が可能な4つのCPUソケットを搭載するSocket FマザーがTYANから!

2007年06月21日 22時36分更新

文● 増田

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 4つのCPUソケット、いわゆるクアッド構成が可能なTYAN製のSocket F対応マザーボード「Thunder n3600QE」(型番:S4980G2NR)がUSER’S SIDE本店に入荷、今日から販売が始まっている。

クアッド構成が可能なTYAN製のSocket F対応マザーボード「Thunder n3600QE」(型番:S4980G2NR)。見た目だけでもかなりの迫力

 この製品はSocket F対応マザーボードとしては初のクアッド構成が可能な製品。Socket Fと対になるようにそれぞれ4本のDDR2 DIMMを搭載する様子は、見た目だけでもかなりの迫力だ。
 採用チップセットはNVIDIAのサーバ/ワークステーション向けとなる“nForce Professional 3600”で、対応CPUは“Opteron 8000”シリーズ。E-ATXサイズの基板には4つのCPUソケットのほか、計16本のDDR2 DIMM(DDR2-667/533/400、64GBまで)とPCI Express x16×1を搭載。VGA(XGI/Volari Z7)や、デュアルギガビットイーサネット(Marvell/88E1116)、Serial ATA II×6(RAID 0/1/0+1/5)、IDE×1などをオンボードで搭載している。
 サーバ/ワークステーション向けの製品のため、いうまでもなく電源周りは従来のものとは異なる。基板上には24ピン+8ピン+4ピンに加えさらに8ピン+4ピンのコネクタが用意されている。同店によると「もちろん今日から単体での購入は可能だが、できれば電源を含めたシステムでの購入を勧める(納期は数週間)」とのこと。とはいえその対応電源についても調査中とのことなので、購入を考えているのであれば事前にショップで相談したほうがいいだろう。価格は12万3900円となっている。

採用チップセットはVIDIAのサーバ/ワークステーション向けとなる“nForce Professional 3600”で、対応CPUは“Opteron 8000”シリーズとなる

電源周りも従来のマザーとは異なり、基板上には24ピン+8ピン+4ピンに加えさらに8ピン+4ピンのコネクタが用意されている。購入を考えているのであれば事前に相談は必須といえる

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