米アップルは現地時間の20日、Mac OS X 10.4.10のアップデーターを公開した。“ソフトウェア・アップデート”からインストールが可能だ。前回のアップデートから約3カ月ぶりで、末尾のバージョンナンバーが2桁になるのはMac OS Xとしては初となる。
Mac OS X 10.4.10では、OS全般の動作が安定し、互換性が向上したほか、最新のセキュリティーアップデートが含まれている。
また、松下電器産業(株)の『DMC-LX1』『DMC-LX2』、富士フイルム(株)の『S5 Pro』、ニコン(株)の『D40x』、キヤノン(株)の『EOS 1D Mk』といったデジカメのRAWデータをサポート。RAWデータのアーカイブ形式であるDNGフォーマットに関する問題が修正された。
そのほか、周辺機器周りでは、Bluetoothのヘッドセットを取り除いたあとでも、“システム環境設定”の“サウンド”パネル内に出力用デバイスとして残ってしまう問題について修正されたほか、USB接続の外付けHDDをマウントする際の信頼性が高まったという。