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東芝、1990年~1991年生産のBAZOOKAを無償修理――発煙や発火の可能性

2007年06月20日 17時41分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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(株)東芝は20日、1990年(平成2年)4月から1991年(平成3年)9月に生産した同社製カラーテレビ“BS BAZOOKA”(BSバズーカ)シリーズなどの一部において、回路基板のはんだ付け部分に亀裂が入り、発煙に至った事例が発生したと発表した。これは発火に至る可能性があると判明したことから、対象商品を使用中の利用者向けに無償で点検・修理を行なうというもの。

対象となる機種名は以下の通り。

29BS7、29BS91、29BS95、29BS100、29BS951、29S80
25BS91、25BS900、25BS911、25S80、25S82

同社調べによると、総生産台数は44万8947台で、対象残存台数は推定で約8100台だという。

点検・修理の概要としては、同社サービス部門である東芝テクノネットワーク(株)の技術者がユーザー宅を訪問して、内部のほこりや汚れの清掃を行なうとともに、亀裂が入る部分に電線を追加・補強するというもの。

連絡窓口は21日に開設され、フリーダイヤル0120-809-282(電話)もしくは0120-522-283(ファクス)で受け付ける。なお、同様の内容は21日付けの主要新聞朝刊に、お詫びとお願いの告知広告として掲載されるという。


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