ターボリナックス(株)は19日、Linux搭載の携帯端末『wizpy』(ウィズピー)の機能強化ツールとして、バックアップ用プラグイン『wizpy Sync』(ウィズピー シンク)を今月末に提供開始すると発表した。ユーザー向けサービスサイト“wizpy Club”(ウィズピー クラブ)を通じて無償提供される。
wizpyは、単体でマルチメディアプレーヤーとして利用できるほか、パソコンにUSB接続することで接続先のパソコンから同一OS環境(Linux)を起動・実行できる携帯端末。
wizpy Syncは、wizpy本体のパソコン環境を、USB接続したパソコン、もしくはネットワークストレージに対してバックアップ&リストアを行なうHDDユーティリティーソフト。wizpyにインストールして利用する。用途に応じてバックアップ先を切り替えることで、仕事向けや動画視聴&ダウンロードなど、複数のパソコン環境を使い分けることもできる。また、更新した情報のみを同期するため、転送時間が短縮されるという。同社では、「同ツールを使用することで、1クリックで同期が取れるため、バックアップを怠って大切なデータを喪失するリスクを軽減してほしい」と、積極的なバックアップの利用を勧めている。