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PDFへの変換速度を200%向上

クセロ、PDF変換・編集ソフト『瞬簡PDF Ver.2.0』を発売

2007年06月18日 15時39分更新

文● 編集部 若林健太

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(株)クセロは15日、Word/Excel/PowerPointファイルや画像ファイルなどをPDFファイルに変換したり、PDFファイルの結合/ページ分割/テキスト抽出などが行なえるソフト『瞬簡PDF Ver.2.0』と、同ソフトにPDFビューアーが付属する『瞬簡PDF Plus』の2製品を発表した。ソフトウェアのダウンロード販売サイト“Vector”にて、ダウンロード版の販売を21日に開始する。また、全国の家電量販店でパッケージ版の販売も行なう(発売時期は未定)。価格は瞬簡PDF Ver.2.0がダウンロード版/パッケージ版ともに2940円、瞬簡PDF PLUSはダウンロード版が4980円、パッケージ版が5980円。

瞬簡PDF Ver.2.0

瞬簡PDF Ver.2.0でPDFファイルへの変換を行なう画面

“瞬簡PDF”はプリンタードライバーとしてインストールすることで、アプリケーションで開いたファイルを紙への印刷と同じ操作でPDFに変換するPDF変換ドライバー“クセロPDF”の機能に加え、ファイルを開くことなく複数のファイルを同時にPDFに変換する機能を持つソフト(ただし変換元のファイルに対応したアプリケーションがあらかじめインストールされている必要がある)。

瞬簡PDF Ver.2.0は、2004年8月に発表された『瞬簡PDF』(関連記事)の新バージョン。PDF変換ドライバーを、今年4月に評価版が配布された『クセロPDF2』(関連記事)のものに変更し、前バージョンに比べてPDF生成速度を200%以上向上(同社調べ)させたのが特徴。また、複数のファイルをPDFに変換すると同時に、1つのPDFファイルとして結合する機能なども追加された。さらにWindows Vistaに対応したほか、Word/Excel/PowerPointのファイルの変換において、Office 2007で作成されたdocx/xlxs/pptxファイル変換が正式にサポートされた。

対応OSはWindows Vista/XP SP1以降/2000(SP4以上)。Word/Excel/PowerPointファイルの変換は、Office 2000/XP/2003/2007に対応する。対応機種は、Pentium III以上のCPU(Pentium III-1.0GHz以上を推奨)と、OSが必要とする最低メモリーに加えて256MB以上(512MB以上を推奨)のメモリーを搭載するPC/AT互換機。

PDFビューアー

瞬簡PDF Plusに付属するPDFビューアーでPDFファイルを閲覧する画面

瞬簡PDF Plusは瞬簡PDF Ver.2.0の全機能に加え、対応機種でなら0.1秒で起動する(同社調べ)というPDFビューアーが付属する上位版。対応OS、対応機種は瞬簡PDF Ver.2.0と同じ。

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