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「分散配置」と「集中管理」を実現、エプソンがオフィス向けレーザープリンタの新製品

2007年06月14日 23時39分更新

文● アスキービジネス編集部

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セイコーエプソンは、6月14日、オフィス向けA3カラー対応プリンタの新製品「LP-S6000」「LP-S5000」の2機種を発表した。6月下旬から順次発売する。また、同時に、印刷管理ソフトと認証印刷ソフトも発表した。

管理者向けの専用ソフトと認証印刷ソフトも同時発表

「分散配置」と「集中管理」を実現、エプソンがオフィス向けレ ー...
セイコーエプソン 情報機器事業本部長の小口徹氏

「昨年は新製品を発表しなかったので、『エプソンは本気なのか?』と言われた。お待たせした分、満を持して発表したい」。セイコーエプソン情報機器事業本部長の小口徹氏がこう前置きして発表したのが、「LP-S6000」と「LP-S5000」の2つのオフィス向けレーザープリンタだ。今回、同社は新たに「分散配置」と「集中管理」というコンセプトを打ち出す。

「分散配置」と「集中管理」を実現、エプソンがオフィス向けレ ー...
LP-S6000

 「LP-S6000」は、A3対応のカラーレーザープリンタ。カラー24枚/分、モノクロ30枚/分の高速印刷を実現している。設置面積は0.32平方メートルと省スペースで、ユーザー自身が定着ユニット/転写ユニットを直接交換できるようにした。

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LP-S5000

 「LP-S5000」も同じくA3対応のカラーレーザーだが、モノクロ25.8枚/分、カラー8枚/分と、モノクロ印刷を高速化。主にモノクロプリンタからの置き換えを狙う。本体サイズも0.27平方メートルと、従来のモノクロプリンタの設置面積とほぼ同等に仕上げている。

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エプソンは今回の新機種で「分散配置」「集中管理」を訴求する

 両機種ともに、省スペース化を実現しており、部署やワークグループ単位で設置して使うことを想定している。従来、カラープリントには1台の複合機を大勢で利用することが多く、現場の利用者にとっては印刷待ちやプリンタまでの距離が遠いといった問題があった。エプソンでは両機種の発売を機に、分散配置によるメリットを訴えていく。

 一方、プリンタを分散配置することで、機器を管理する管理部門にとっては手間が増えてしまう。このため、エプソンは、専用の管理ソフト「Offirio SynergyWare PrintDirector」(以下、PrintDirector)を併せて販売していく。「双方にメリットがあるソリューションを提供する」(エプソン販売 常務取締役の平野精一氏)という。

 PrintDirectorは、オフィス内に設置された複数のプリンタをネットワーク上で集中管理するソフト。ユーザーごと、プリンタごとの印刷枚数の把握や印刷枚数制限といった出力の管理と、消耗品の状況、稼働状況をネットワーク経由で把握できる。

 このほか、同社はActive Diretoryと連携する認証印刷ソフト「Offirio SynergyWare 認証プロキシ」(以下、認証プロキシ)も発表している。

 価格は、LP-S6000が17万9800円(税別)。LP-S5000が13万9800円(税別)。PrintDirectorと認証プロキシはそれぞれ15万円(税別)。発売は6月下旬から順次行なう予定だ。

 エプソン販売は、今回の新機種で2007年度内に計3万2000万台の販売目標を掲げる。同社は今年度、レーザープリンタ全体で17万台、カラーレーザー全体で6万2000台の販売を目指すという。セイコーエプソン ビジネス機器事業部長の小池清文氏は、「管理ツールやセキュリティソフトを出すことで、これまで参入できていなかった官公庁や、大企業に対しても切り込んでいきたい」と話した。

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