ペンタックス(株)は14日、同社のデジタル一眼レフカメラ『PENTAX K10D』(関連記事)が、カメラ記者クラブ主催のカメラ賞“カメラグランプリ 2007”を受賞(関連記事)したことを記念して、『PENTAX K10D グランプリパッケージ』を7月12日に発売すると発表した。限定5000台で、価格はオープン。予想実売価格は14万円前後。
PENTAX K10D グランプリパッケージ
PENTAX K10D グランプリパッケージは、K10Dに通常はオプションのバッテリーグリップ(価格2万4150円)や、革製のストラップ(通常はナイロン製)をセットにした記念モデル。記念モデルの特徴として、カメラ本体とバッテリーグリップの配色をダークブラウンに、本体前面の“PENTAX”ロゴ、左手側前面の“K10D”ロゴ、本体上部のモードダイヤルの文字を金色に変更したほか、液晶ディスプレー下部には“CAMERA GRAND PRIX 2007”の文字、およびロゴが印刷されている。ストラップのデザインについても“CAMERA GRAND PRIX 2007”の文字やロゴが箔押しされている。本体底面には頭文字が“GP”で始まるシリアルナンバーが印刷される(連番になるかは未定)。
パッケージ内容
また、ファームウェアのバージョンは、同社が今年2月に発表(7月下旬発売予定)した超音波モーターを使ったAF機構を採用するレンズ“SDM”シリーズ『smc PENTAX-DA* 16-50mm F2.8ED AL[IF]SDM』『同 50-135mm F2.8ED [IF]SDM』(関連記事)に対応する最新版の“1.30”で、この記念モデルの発売以降、現行モデルも順次アップデート対応される。
通常モデルとさほどかわらない価格設定
特別カラーの本体やバッテリーグリップ、箔押しなどの加工が施されたストラップがセットとなるが、比較的通常モデルと変わらない14万円前後という価格設定について、ペンタックスの広報に聞いたところ、「価格は通常販売されている本体とオプションのバッテリーグリップを足した金額とさほど変わりません。通常はナイロンのストラップですが、記念モデルでは革製のものが同梱されますし、お求めやすい価格で提供できたと思っております」と、価格についてアピールした。
