“COMPUTEX TAIPEI 2007”をまとめてチェック!
第4回
【COMPUTEX TAIPEI 2007 Vol.4】
マイナス150℃!? 冷却関連を中心にアキバで売れそうなパーツをピックアップ!
2007年06月08日 08時16分更新
文● 北村
ここでは会場で見かけたCPUクーラーなどの各種冷却関連アイテムや、気になるPCケースなどをフォトレポートでお届けしよう。なお、特記なき場合は日本での発売日、および価格は未定となる。
台北は連日雨模様。会場の目印となるTAIPEI 101(台北の六本木ヒルズ?)の上層階は雲の中……
Thermaltake
8cmファンを2基(2500rpm/23.8CFM/21dB)搭載したVGAクーラー「DuOrb For VGA」。7月発売予定
こちらは「DuOrb For VGA」のCPU版にあたる「DuOrb For CPU」。10~12月発売予定
ヒートシンクが「BlueOrb」の2倍の大きさとなる「Super Orb」(仮称)
扇型のCPUクーラー「V1」のメモリークーラー版となる「V1 Ram Cooler」。10~12月発売予定
5インチベイ×2に内蔵可能な水冷キット「BigWater 760i」。6月末に1万9800円で発売予定
容量2000Wの電源ユニット「Toughpower」。日本では電圧などの問題で動作しないため販売予定はない
DTXフォームファクタのPCケース「DH 201」の試作機。フロントにタッチパネル式のモニタを装備
同社初のmini-ITXケース。7~8月発売予定
独特な開き方のPCケース“SwordM”シリーズ。水冷を標準装備した「VD500LBNA」と非搭載の「VD5000BNA」の2モデルをラインナップ。拡張ベイ数は7インチ×2、5インチ×4、3.5インチシャドウ×3という構成
マウスを持つ手に風を送るユニークな製品「DeskCool」。マウスの近くに設置して手のひらを冷却するユニークな装置で、USBバスパワーで動作する
サイズ
14cmファン(1000rpm/81.73CFM/21dB)を搭載したCPUクーラー「Zipang」
8cmファンを搭載したVGAクーラー「Sasuke」。サイズは905(W)×425(D)×150(H)mmで、重量は225g。7月発売予定
ヒートパイプとアルミプレートを組み合わせたCPUクーラー「Hybrid」。重量は750g
「Ninja」の全銅バージョン「Ninja cu」。970gと重量があるため現在様々なマザーボードで検証中とのこと
チップセットクーラー「Kodachi」。フィンを挟み込むように厚さ12mmの10cmファンを2基搭載する
参考出展の5インチベイ内蔵型デジタルオーディオパワーアンプ「5.25”Bay Amplifier」。チップはYAMAHA製“YDA138(D-3)”が搭載されている
3.5インチHDD用ケース「X-Zero HDD Box」。従来品とは違い、振動吸収シートなどを減らして静音性を犠牲にしたぶん、より冷却を重視した設計になっている
CoolerMaster
球状のCPUクーラー「CM Sphere」
「GeminII」(邦名:「風神匠」)を小型化した「GeminII S」
12cmファンを1基搭載するサイドフロー方式のCPUクーラー「Hyper 212」
空冷でも水冷でもどちらでも運用可能なGeForce 8800 GTX用クーラー「Hydra 8800」
ZALMAN
水冷キット「RESERATOR XT」。タンク容量は1l、ポンプ出力は300l/h、騒音値は22~34dB、重量は5.5kg
“GeForce 8800”シリーズ用VGAクーラー「VF1000 LED」(左)と、ビデオメモリクーラー「ZM-RHS88」(右)
Thermalright
CPUクーラーのヒートパイプとアルミフィンが、そのままPCケースのサイドパネルになっているファンレスPCケースが参考出展されていた。ファンレスもついにここまで来たか……
PLAYSTATION3とXbox 360の水冷キット。販売の予定はまだないようだが、このままではゲーム機の背面に、チューブ用の穴を開けないといけないのが難点だ
マイナス150℃! ABITが脅威のガス冷デモ!
ABITが行なっていたオーバークロックデモ。なにやら煙のようなものが出ているが……
黒いパイプの元をたどると、成人男性の身長ほどの高さのあるガスタンクが設置されていた!
ガスの直噴でキンキンに冷やされたCPUの温度は、マイナス150℃!見ているこっちが寒くなってくる
「Core 2 Extreme QX6700」(2.66GHz)を4.55GHzまでオーバークロック!もうレベルが違いすぎる
その他の変わりダネ
ENERMAXではXEON 5130×2、HDD×18という構成のマシンを、同社製の720W電源1つで動作させるデモを行なっていた
CMCのミドルタワーケース「R-2 TOAST」。5インチベイが垂直方向に設置されており、「あっかんべー」をする舌のようにトレイが上下にスライドする