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基本性能が底上げされ、よりシャープに

【発表会レポート】ウィルコム、スマートフォン『Advanced/W-ZERO3[es]』を発表

2007年06月07日 20時49分更新

文● 編集部 飯塚岳史

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(株)ウィルコムは7日、2006年7月に発売されたスマートフォン『W-ZERO3[es]』の後継機種となる『Advanced/W-ZERO3[es]』(WS011SH)(アドバンスト ダブリューゼロスリー エス、通称:アドエス)を7月中旬に発売すると発表した。スペックなどは速報記事(関連記事)を参照していただくとして、ここでは発表会の様子についてお伝えする。

発表会には、ウィルコム 代表取締役社長の喜久川政樹氏、シャープ(株) 代表取締役副社長の松本雅史氏、マイクロソフト(株) 代表執行役社長のダレン・ヒューストン(Darren Huston)氏らが出席し、端末やサービスなどに関する説明を行なった。

よりケータイとして使いやすいスマートフォンとは

喜久川氏 アドエスを手に持つ代表取締役社長の喜久川政樹氏

喜久川氏は、従来のW-ZERO3[es]で与えられた課題として“サイズ”“スペック”“操作感”の3点を挙げた。

新W-ZERO3 課題
今回発表する新W-ZERO3は、ケータイに近い[es]の後継機種となるケータイスマートフォンに必要なのは“サイズ”“スペック”“操作性”

サイズでは、“日本人が使いやすい携帯電話機のサイズは幅50mm以下”という前提のもとに、[es]の幅56mmより6mmコンパクトにした幅50mmをアドエスで実現している。また厚みも[es]よりも1mm薄い、20mmを達成。端末のコンパクト化により、女性も含めた幅広いユーザー層へスマートフォンを浸透させていくという。

スペックでは、2.8インチVGA(480×640ドット)から3インチWVGA(480×800ドット)へといった“画面サイズ&表示解像度”の向上、CPU PXA 270-416MHz、メモリー128MBからPXA 270-520MHz、386MBへといった“CPU/メモリー量”の向上、W-OAM対応W-SIMの付属による“通信速度”の向上と、基本性能の底上げが図られている。

操作感では、ジョグ機能を内蔵したカーソルキー“Xcrawl”(エクスクロール)を新たに搭載し、カーソルキーを指先で“なぞる”ことによる上下スクロールを実現している。

Xcrawl カーソルキー周辺にジョグ機能を搭載した“Xcrawl”

また、喜久川氏は「スマートフォンとして安心して使うには端末そのものの性能のほか、定額サービスが重要である」とし、同社が提供している各種定額プランにより、「安心して低価格でスマートフォンが利用できる」と述べた。その上で、PHSが日本発の技術であり、この端末が大和郡山(やまとこおりやま)にあるシャープの工場で作られていることから、「MADE IN 大和郡山」と胸を張って言えるものを目指したと語った。

MADE IN 大和郡山 “MAID IN JAPAN”ならぬ“MADE IN 大和(やまと)郡山”

別売りでワンセグチューナーも用意される

そのほか喜久川氏は、スマートフォンを楽しむポイントとして、“高精細液晶とタッチパネルによる地図検索”や別売りの“外付けワンセグモジュール”、画像付きでニュースが自動配信される“W+info”(ダブリューインフォ)などを挙げた。

地図検索では、(株)ナビタイムジャパンの総合ナビゲーションアプリ“NAVITIME”(ナビタイム)がプレインストールされており、近隣の基地局からの位置情報取得のほか、別売りのGPSレシーバー(関連記事)を装着することで、徒歩ナビゲーションにも対応する。

ワンセグモジュールは、シャープよりオプションとして提供され、実売予想価格は1万円前後であると発表された。なお、このモジュールと端末はUSBで接続され、パソコンでも利用可能だという。

W+infoは、本日発表されたアドエス用の新サービスで、最新のニュース天気占いなどの情報を画像付きで自動配信し、待ち受け画面に表示するサービス。情報量は無料。また、アドエス用サービスとして、電子コミックや電子書籍を有料ダウンロードして閲覧できる“W+Book”(ダブリューブック)、映画予告編やCMなどを無料ダウンロードできる“W+Video”(ダブリュービデオ)も合わせて発表された。サービス提供時期は、7月中旬より順次開始となる。

地図 ワンセグ W+info
ワイドVGAの高精細液晶パネルを採用し、地図の閲覧もより見やすくなったオプションとしてワンセグチューナーを用意する。パソコンでも利用可能だが、旧[es]には利用できないニュースを自動配信してくれる“W+info”

価格は据え置きの2万9800円! 機種変更時の割賦販売も検討中

価格 新規契約価格は2万9800円!

最後にアドエスの価格について発表された。同社の直販サイト“ウィルコムストア”(https://store.willcom-inc.com/ec/)での直販価格は、W-ZERO3[es]登場時と同じ2万9800円。ただし、ウィルコム定額プランとデータ定額プラン加入時の価格となる。また、機種変更を希望しているユーザーに対しては、“月々いくら”というような割賦販売も検討中だという。

今回の割賦販売は、同社の端末を現在所持しているユーザーに対して間口を広げるためのもの。喜久川氏によると「新規での割賦販売は、購入後に自宅がエリア外で使えなかったり、思っていた機種と違うといった事例が発生した場合に、残債をすべて支払わないといけないなどのトラブルが起きやすいが、現在ウィルコム端末を使っているユーザーならば、そのようなこと(自宅がエリア外で使えないなど)が起きにくい」という。割賦回数や価格などはまだ検討中としている。

また、アドエスの予約受け付けは今月29日より開始される予定だが、それに合わせてビックカメラ有楽町店およびヨドバシカメラ マルチメディアAkiba店において、タッチ&トライ予約イベントを29日から7月1日までの3日間開催する。

体験コーナー 今月29日から7月1日までの3日間、ビックカメラ有楽町店とヨドバシカメラ マルチメディアAkiba店にて体験コーナーが設置される予定だ

「アドエスはタンス!?」

現在も[es]を愛用しているCM出演中の筧 利夫さんも登場!

スペシャルゲストとして、同社のテレビCMに出演中の筧 利夫(かけい としお)さんが登場! AIR-EDGE(エアーエッジ)時代からPHSを愛用し、現在もW-ZERO3[es]を使っているという筧さんが、アドエスを手にして舞台さながらのハイテンションで思いのたけをぶちまけていた。

筧利夫さん オーバーアクション
テレビCMにも出演中の俳優の筧 利夫さん。プライベートでもW-ZERO3[es]を愛用しているという「一生会員で、通話料もいらないんです!」とオーバーアクションでオーバーに語る筧さん。実際には、もちろん通話料は必要だ

筧さんはアドエスを指して、「薄い! 小さい! この小さい端末の中に今考えられるすべての技術が結集している。これは日本のひとつの家ですよ。家の中にタンスがありまして、家族5人分の衣類をどうやっていれようか、とお母さんは必死にがんばっているのですが、これ(アドエス)はまさしくタンスなわけですよ!」と、分かるような分からないような例えで猛プッシュし、会場を沸かしていた。

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