インテリアライフスタイル展
6日から8日まで、東京国際展示場の“インテリアライフスタイル展”にて、弊社月刊誌『MACPOWER』が3日間限定でカフェ“MACPOWER Cafe”をオープンしている(参考記事)。インテリアとクリエーター向け雑誌。2つは“ライフスタイルの提案”というところで密接なつながりがあるのだ。
このイベントは、インテリアやライフスタイルに関わる商材を扱う業務向けということで、一般人は入場できない。とはいえ、初めて出展するというカフェがどんなものか興味のある人もいるだろう。この場を借りて初日の様子をレポートするので、少しでも関係のある業界の人は、ぜひとも体験してほしい。
コンセプトは“大人の贅沢”
カフェ内部は、五感で感じるものに最高級を求めたという空間だ。おいしい料理で“味覚”や“嗅覚”を、映像や調度品は“視覚”を、DJスペースの音楽で“聴覚”を、本当にいい家具で“触覚”を楽しむという趣旨だ。
黒地のカーペットに、白い整然と並ぶ独ウィルクーハン(Wilkhahn)のテーブルと椅子。壁にはMACPOWER Cafeのロゴが見える
カフェ中央から、厨房をのぞいたところ。シンプルで美しいテーブルは、食事や飲み物をさらにおいしそうに見せる効果アリ
厨房の逆側には、カウンターを用意。置かれた椅子は、普通のカウンターチェアと思いきや、ウィルクーハンの『Stitzing』という特殊なイスだ。さらに奥にはDJコーナーがある
ウィルクーハンはStitzingのことを、“立つ”と“座る”の中間のような姿勢になる“ハーフシッティングチェア”と呼んでいる。バランスボールに座ったようにゆらゆらと揺れながら、DJをまったりと楽しむという贅沢さ!
カウンターコーナーの脇には、MacBookを10台設置。一見ネットカフェ風だが、それぞれのマシンにヘッドホンが付いてiTunesで音楽を堪能できる
ヘッドホンは、日立マクセルの“VRAISON(ヴレソン)”シリーズのもの。MP3などの圧縮音声を高音質で再生するという“Bit-Revolutionテクノロジー”を採用している
カフェ内の植物はすべて、華道家の中村俊月氏が手掛けたもの。調理場前の天井、テーブルの上、DJブースのスピーカー前など、カフェの空間をグリーンが彩る
カフェ入り口には、雑誌『MACPOWER』が並ぶディスプレーがある
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