セキュリティーソフトにメールソフト、1GB USBメモリーのセット
ジャストシステム、『Kaspersky 6.0 メールセキュリティ強化パック』を発売
2007年06月06日 14時08分更新
(株)ジャストシステムは6日、2006年10月から独占販売権を取得した(関連記事)ロシアZAO Kaspersky Lab社の統合セキュリティーソフト『Kaspersky Internet Security 6.0』(カスペルスキー インターネット セキュリティー 6.0)と、同社のメールクライアントソフト『Shuriken 2007』(シュリケン 2007)、1GBのUSBメモリーをセットにした『Kaspersky Internet Security 6.0 メールセキュリティ強化パック』を5000本限定で6月29日に発売すると発表した。価格は9800円(税別)。
パッケージに含まれるセキュリティーソフト、およびメールソフトは同社の最新版(Windows Vista対応)だが、機能的な追加・変更はない。パッケージに付属するUSBメモリーはUSB 2.0(Hi-Speed対応)で、“KasperskyオリジナルUSBフラッシュメモリ1GB”と名付けられているが、特にセキュリティーに特化した機能を持つわけではなく、メールデータのバックアップや、複数台にインストールしたKasperskyの定義ファイルの共有などに利用できる、としている。
後者は、Kaspersky独自のネットワーク負荷を軽減するアップデート機能“MUS”(Multi Updates Shareing)の活用を促す狙いがあると見られる。MUSでは、LANに接続された複数台のKasperskyインストール済みパソコンのうち、1台がアップデートを実行すると、そのアップデートした1台が配布ファイルをほかのパソコンに転送することで、外部(インターネット)との接続回線の負荷を下げる効果がある。