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ループ型ヒートパイプが斬新!MSIから“P35”搭載マザーが3モデル登場!

2007年06月04日 12時01分更新

文● 宇田川

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 MSIからもコードネーム“Bearlake”と呼ばれるインテルの新チップセット“P35”を採用したマザーボードが登場した。MSIから今回登場したのはハイエンドフラッグシップモデルの「P35 Platinum」、ミドルレンジモデルの「P35 Neo2-FI」、メインストリームモデルの「P35 Neo-F」の計3モデルとなる。

ループ型ヒートパイプが目を引く「P35 Platinum」

ハイエンドフラッグシップモデルの「P35 Platinum」

ジェットコースターのようなループ型のヒートパイプ“CIRCU-PIPE(サーキュ・パイプ)”が斬新。CPUクーラーからのエアフローを利用して効果的な冷却をするとしている

 遊園地のループ型ジェットコースターのような形状は、従来のヒートパイプと一線を画するデザイン。MSIではこのユニークなヒートパイプを“CIRCU-PIPE(サーキュ・パイプ)”と呼び、CPUクーラーからのエアフローを利用して効果的な冷却をするとしている。
 ハイエンドフラッグシップモデルにふさわしく実装される電解コンデンサすべてに、国産の固体タイプを採用し、耐久性を高めたとしている。
 また、バックパネルに“ICH9R”が標準でサポートする2つのeSATAポートを装備し、拡張性が高いのも特徴となっている。

 主な仕様だが、チップセットは前述のように“P35+ICH9R”。フォームファクタがATX。対応ソケットはLGA 775で、FSBは1333/1066/800MHz。拡張スロットはPCI Express x16×1、PCI Express x4(x16形状)×1(CrossFire対応)、PCI Express x1×2、PCI×2、メモリスロットはDDR2 DIMM×4(DDR2-800/667、最大8GBまで)という構成。オンボードインターフェイスは、Serial ATA×4(ICH9R、RAID 0/1/0+1/5対応)、eSATA×2、IDE×1、ギガビットイーサネット、8chサウンド、IEEE 1394×2、USB 2.0×12などを搭載する。

ミドルレンジモデルの「P35 Neo2-FI」

上位モデルである「P35 Platinum」から“CIRCU-PIPE”を省略し、south bridgeを“ICH9R”からRAID非対応の“ICH9”に変更したミドルレンジモデル「P35 Neo2-FI」

 次に「P35 Neo2-FI」は、上位モデルである「P35 Platinum」から“CIRCU-PIPE”を省略し、South bridgeを“ICH9R”からRAID非対応の“ICH9”に変更したミドルレンジモデル。オンボードインターフェイスも「P35 Platinum」のSerial ATA×4から、Serial ATA×3(ICH9×2、88SE6111×1)に減少している。その他のスペックは「P35 Platinum」と同じ。

メインストーリームモデル「P35 Neo-F」

3モデル中、最廉価モデルとなるメインストリームモデル「P35 Neo-F」

 最後に「P35 Neo-F」だが、今回紹介するMSIの3モデル中、最廉価モデルとなる製品。eSATAやRAIDなどの機能を省略したシンプルな仕様のメインストーリームモデル。
 主な仕様だが、チップセットは“P35+ICH9”で、フォームファクタがATX。拡張スロットはPCI Express x16×1、PCI Express x1×3、PCI×2、メモリスロットはDDR2 DIMM×4(DDR2-800/667、最大8GBまで)という構成。オンボードインターフェイスは、Serial ATA×4、IDE×1、ギガビットイーサネット、8chサウンド、USB 2.0×12などを搭載する。

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