このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

dynabookの堅牢性テスト現場の写真も見せちゃうぞ!!

青梅の青い青い空の下で――東芝の堅牢モバイルPC“RX1”の巧み

2007年06月05日 21時13分更新

文● 編集部 橋本 優

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

青空の下でも画面が見やすい半透過型液晶パネル採用

半透過型液晶ディスプレー

半透過型液晶ディスプレーにより、直射日光の降りそそぐ場所でも画面が比較的見やすい

RX1で採用されている半透過型液晶パネルは、バックライトの光で映像を表示する“透過型”と、外光を取り込み液晶パネル裏側で反射させることで映像を表示する“反射型”の双方の特徴を併せ持つディスプレーパネルのこと。暗い室内でも、明るい屋外でも比較的画面が見やすいという特徴がある。同社によると12.1インチワイドサイズは世界で初めてだという。また、軽量化を目指すため、ガラス面の厚さも0.2mmと薄くしている。

標準バッテリーと軽量バッテリーは同じサイズ

バッテリーについて同社は、6セルが“標準バッテリー”で3セルは“軽量バッテリー”という呼び方をしている。個人向けは12.5時間の駆動が可能な標準バッテリーが全機種で付属し、軽量バッテリは一部の機種以外はオプションとなる。どちらも見た目・サイズは同じで、本体に装着したときに一部分が飛び出すといったことはない。なお、6セル以上の大容量バッテリーはオプションとしても用意されていない。

オプションでポートリプリケータが用意されている

ポートリプリケータ背面

ポートリプリケータ背面。左から有線LAN、USB 2.0×4、アナログRGB、DVI、AC端子が並ぶ

そのほか、RX1は海外モデルでの展開を考慮し、“3G”や“WiMAX”といった通信モジュールを内蔵することが可能な仕様になっている(日本での予定は今のところなし)。これらに加え、無線LANとBluetoothをサポートしようとすると、通常8本のアンテナを内蔵する必要がある。しかしRX1では3Gと無線LAN、WiMAXと無線LANのアンテナを共用として搭載することで、アンテナを5本にまで減らしている。

スケルトンモデルの液晶フレーム上部。新開発のアンテナが埋め込まれている

スケルトンモデルの液晶フレーム上部。新開発のアンテナが埋め込まれている

このように、東芝の技術をフル動員し、細かい工夫で地道に重量をそぎ落としていったRX1。周りの声を聞いても評判は高い。堅牢モバイルパソコンとしては、松下電器産業(株)の“Let's Note W”シリーズとソニー(株)の“VAIO type G”シリーズに遅れをとった形となったが、巻き返しは十分期待できる気がする。今後、追って上記3機種の比較レポートなども掲載していきたい。

■関連サイト

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

インテルバナー