京浜急行電鉄(株)、東日本電信電話(株)、(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ、エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム(株)(NTT-BP)の4社は30日、京浜急行のすべての駅を、公衆無線LANサービスのエリアとすると発表した。6月1日からMzone、フレッツ・スポットがほぼ全駅で利用可能となる。
京浜急行の駅は従来、羽田空港や品川など主要14駅で公衆無線LANサービスを行なっていたが、今回の拡大により全駅で利用が可能となる。
京浜急行によれば、全駅で利用可能となるのは首都圏大手私鉄8社の中で初だという。ただし、駅施設の改良工事を控えた5駅については、導入は決定しているものの、実施に利用可能となるのは駅工事が終わってからとなる。導入が延期される駅は“梅屋敷駅”“大森町駅”“神武寺駅(じんむじ)”“京急大津駅”“新大津駅”の5駅。
また、NTT-BPは同日、“ゆりかもめ”線についても全駅の構内において公衆無線LANを設置すると発表した。こちらはMzoneのみに対応し、6月4日から利用可能となる。