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クリニックでの“イライラ”を解消できる? アイチケット、映像配信付きの受付システムを開発

2007年05月28日 20時45分更新

文● アスキービジネス編集部

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医療機関向けのシステム開発を手がけるアイチケットは、小規模医療機関向けの予約受付システム「iTICKET plus」を発売した。金融機関などでおなじみの“番号札”を発券して待ち時間を表示するシステムに、映像配信の機能を組み合わせたのが特徴。携帯電話やインターネットで現在の混雑状況を確認する機能もある。


医療機関向けのコンテンツを配信、独自の情報提供も可能


 「iTICKET plus」は、医院やクリニックといった小規模な医療機関を対象とした予約受付システム。医療機関の受付窓口に設置して番号札を発行したり、待ち時間を表示する。受付業務に特化した分、シンプルで安価なシステムとなっており、小規模な医療機関でも導入しやすいのが特徴だ。

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iTICKET plusの待合室用モニタのイメージ(写真左)。現在の待ち時間と人数のほか、画面上部には独自の医療機関向けコンテンツを配信する。(右)は受付時に患者が受け取る番号札。

 システムの中心となる機能は、受付窓口で番号札を発券し、モニターに待ち人数と待ち時間を表示する「順番予約機能」。従来、患者は受付から実際の診察までの待ち時間が分からず不便だった。アイチケットでは、同システムを導入することで「『どれだけ待てばよいか分からない』という患者のイライラやストレスを軽減できる」としている。医療機関にとっても、受付業務にかかる手間を軽減できるメリットがあるという。

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「オンライン機能」の携帯電話用画面。現在の状況をリアルタイムに把握し、さらに当日の予約をすることも可能

 また、患者が携帯電話やインターネットから現在の混雑状況を確認できる「オンライン機能」も備えている。アクセスした時点の待ち時間や待ち人数をリアルタイムに確認できるほか、実際に足を運ぶ前に当日の順番待ちの予約をすることが可能だ。

 さらに、待ち時間を表示するモニタ画面の一部を利用した映像配信機能を搭載したのも、iTICKETの特徴。診察時の注意事項や医薬品、ホームケアや子育てに関する情報など、30秒~2分程度のコンテンツを毎月10本ほど用意し、医療機関側で任意に選択できるようにした。また、休診日などの医療機関独自の情報についても配信可能だ。

 iTICKET plusの価格は、ソフトウェアと番号札を印刷するための専用プリンタ、および導入支援作業を含み、52万2900円から。パソコン本体やモニタなどのハードウェアとインターネット回線は別途必要となる。また、映像配信とオンライン機能の利用料として、月額1万500円の利用料が発生する。

 アイチケットでは、初年度800施設、3年間で3000施設への導入を目指すとしている。

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