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【レビュー】ソフトまかせの簡単手順で動画ファイルをDVDへ!

roxio コピー&コンバータ3

2007年05月25日 23時40分更新

文● 宇野貴教

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オーディオCDも簡単変換
タグ打ちなしで使い勝手抜群

リッピングとファイル変換機能

オーディオCDのリッピングとAAC/MP3/WMA/WAVへの変換機能も備える。サブ的な機能ではあるが、なかなか使い勝手がよく、オーディオエンコードソフトとしても優秀

カスタムプロファイルの作成

デフォルトでは各フォーマットに1~3個のプロファイルが用意されるが、ビットレートやCBR/VBRを指定してカスタムプロファイルの作成も可能

 音楽CDのリッピング及び圧縮機能も搭載されており、出力フォーマットは“iPod AAC”“MP3”“WAV”“WMA”に対応する。ビットレートは一般的なデフォルト設定が用意されているほか、ダイレクトで数値を指定したり、CBR(固定ビットレート)/VBR(可変ビットレート)を指定することも可能だ。IDタグはインターネット経由でデータベースにアクセスし、自動的に取得して設定してくれるので手間いらずだ。MP3のエンコードエンジンには定評のある“Lame MP3 Encorder”を採用しており、音質面に不満はない。ポータブルデバイスへの転送もサポートしているのでトータルの使い勝手も良く、ミュージック管理ソフトとして申し分のない出来映えだ

ラベル印刷ソフト

DVD化したビデオライブラリをより簡単に整理するためのラベル印刷ソフトも完備。LightScribe/Labelflash対応ツールもある

そのほかにも“LightScribe/Labelflash”対応ドライブとメディアを使ったラベルレーザー印刷、プリンタによるラベル印刷、仮想ディスク作成、DVD-Videoの仮想イメージ作成、ディスクイメージ消去といった機能を備えている。DVD仮想イメージ作成はコピープロテクトが施されていないもののみなのであまり出番はなさそうだが、ラベル印刷機能はビデオライブラリー整理には活用できる機能である。

初心者向けを意識しているため、動画エンコード時のオプション指定の少なさが残念なところであるが、最小操作で大量の録画ファイルをサクサクとDVDへ書き出すには便利なソフトと言えるだろう。サブ的な機能のオーディオCD変換がなかなか使い勝手がよく、常用できるのもポイントが高い。ビデオライブラリーのDVD化やMP3変換に時間を取られたくない人には最適なソフトである。

『コピー&コンバータ 3』の主なスペック
製品名 コピー&コンバータ 3
OS Windows Vista/XP SP2
CPU PentiumⅢ-500MHz以上
メモリー 128MB以上
HDD 1GB以上
価格 5460円(パッケージ版)、4830円(ダウンロード版)

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