2007年7月号の付録は30周年記念の「キーノートDVD 2007」。その舞台裏をちょっと教えます。
「月刊アスキー」は次の号(5月24日発売号)でなんと30周年なんだそうです。いやいや、花を贈ってくれとかそういうことではありません。しかし、30年間でどれぐらいの数の「月刊アスキー」が発行されたんでしょう? と、いうことでアスキー営業企画部のS副部長に聞いてみました。
「んー。わかんない」
はい! わかりませんでした。すいません、次回の宿題とさせてください。
気を取り直して、その30周年記念号なんですが、なんと豪華DVDが付いてきます! その名も「キーノートDVD 2007」です。本誌発売に先がけて、5月24日から店頭で公開される予定のプローモーションビデオを公開しましたので詳しくはそちらをご覧ください。
今回は、その2ヶ月にわたる制作期間の中から、舞台裏を3つお話しましょう。
西さんの舞台裏
アスキー創業者として出演いただいた西和彦さんの撮影は、西さんの事務所で行われました。後ろにゲーム機が映ってます。ちなみに全機種そろってました。
このムービーだけインタビュアーの声が入ってしまっています。この声は月刊アスキー編集人の遠藤の声です。編集上はかなりカットされていますが、実際はものすごくしゃべってます。そんな遠藤の妨害(?)もあり、なんやかんやで、収録は休憩はさんで3時間を越えてしまいました。いやー、後の編集が大変でした。
野口さんの舞台裏
日本を代表する経済学者であり、大ベストセラー『「超」整理法』でもおなじみの野口悠紀雄さん。撮影場所は大学の研究室です。経済学の本がいっぱい並んでいます。
野口さんの撮影はスムーズに行きました。と、いうのも、「実際の映像は10分です」とお伝えしたところ、きっかり10分にあわせて過不足なくお話いただけたのでした。さすが「超」整理法の筆者です。話す内容も「超」整理されているわけです。というわけで、撮影はあっさりおしまい。あまった時間で「デジカメ超整理法」の基礎理論を伝授していただきました。フッフッフ、機会があればこのコラムでお話しましょう。
笠原さんの舞台裏
日本を代表するSNSサービス「mixi」の社長さん、笠原健治さん。
映像だとわかりずらいですが、一つ一つの質問に対して、ものすごく考えて丁寧に話していただいています。ネットベンチャーの社長といえば、どちらかというと浮ついた印象があるかと思いますが、笠原さんは実にしっかりとした受け答えをされる方でした。
こんな感じで、いろいろあったわけですが、気になるのはキーノートDVD 2007の「2007」の部分! 来年またやるってことなんでしょうか? 「もう一回やって欲しい!」という方は月刊アスキー編集部『31周年記念DVD』係まで。
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