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Forza Motorsport 2 特別連載 第4回

【Forza Motorsport 2 特別連載】車を強化して自分だけのオリジナルカーを生み出せる

25ヵ所以上もの細かいパーツ交換で車を強化できる“Buy Upgrade”

2007年05月20日 02時40分更新

文● 編集部 飯塚岳史

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いよいよ発売まであと5日に迫ったXbox 360用ゲームソフト『Forza Motorsport 2』(フォルツァ モータースポーツ 2)。“Forza Motorsport 2 特別連載”第4回目の今回は、“Career”(キャリア)モードでの車の強化について紹介する。

キャリア

今回もキャリアモードについて紹介!

車の強化は4つのカテゴリーで行なう

Upgrade

メニュー内の“Buy Upgrade”から車を強化する

車の強化は、キャリアモード内の“Buy Upgrade”にて行なう。メニュー内には、エンジンなどのパワー部分を強化する“エンジン/出力”、ブレーキやサスペンションキットなどの駆動部分や軽量化などを行なう“車体/ハンドリング”、タイヤコンパウンドの変更やタイヤ幅の変更、ホイールの変更などを行なう“タイヤ/ホイール”、エアロパーツの装着など外装部分について変更を行なう“ボディ/エアロ”の4つのカテゴリーに分かれている。また、これらのパーツは初めからすべてのパーツを選択でき、自分のキャリアレベルによって選べないパーツがあるということはない。

選べるメニュー

Buy Upgradeで選べるのは“エンジン/出力”、“車体/ハンドリング”、“タイヤ/ホイール”、“ボディ/エアロ”の4つ

エンジン/出力で行なえる強化パーツのジャンルは以下の通り。

吸気系
エアクリーナー(エアクリ)やインテークマニホールド(インマニ)の交換など
排気系
マフラーやフロントパイプ、エキゾーストマニホールド(エキマニ)の交換など
イグニッション
スパークプラグやプラグコードの交換など
燃料システム
コンピューター(CPU)やインジェクターの交換など
カム&バルブ
エンジン内のカムシャフトやバルブスプリングの変更、ポート加工などを行なう
エンジンブロック
クランクやピストンの交換やエンジンのボア/ストロークの変更を行なう
インタークーラー
ターボやスーパーチャージャー装着時に効果があるパーツで、タービンで熱された空気をより効果的に冷却するインタークーラーの設置や交換ができる
ターボ
NA(自然吸気)車ではターボキットの取り付けを、ターボ車ではタービンの交換などを行なう
遠心式スーパーチャージャー
エンジンのクランクシャフトからの動力で駆動する過吸器を取り付ける。回転数によってブースト圧が上がるため高回転向き
排気過吸式スーパーチャージャー
こちらもスーパーチャージャーを取り付ける。遠心式よりも低回転から安定したブースト圧が得られるため、低回転から高回転まで全体的にパワーを押し上げる
パワートレイン交換
エンジンそのものを交換するほか、交換したエンジンの駆動形式も移植する(例:FF→FR)。車種によってはこのメニューが表示されないこともある

性能指標の細分化により、強化パーツもさらに細かく

車の性能指標が前作の“1ランクごとに4段階”から3桁の数字“PI”(パフォーマンスインデックス)に細分化されたことにより、エンジン/出力強化パーツのメニューも同じく細分化されている。特に前作にはなかった“カム/バルブ”や“エンジンブロック”の交換メニューは新鮮。これらのパーツを交換することで、ただ速くなるだけでなくトルクの出方が変わっていったり、排気音なども動的に変わっていく。

カム&バルブ

“カム&バルブ”など、より細かくエンジンパーツをセッティングできるようになった

まず定番のメニューとしては、実車と同じく“吸気系”と“排気系”を1ランクアップさせることだろう。このあたりは比較的安価に実行できる上に、パワーアップを実感しやすいのでオススメ。この仕様でしばらくレースに参加して、物足りなくなったらプラグの交換などを行なう“イグニッション”、より効率よく燃料をエンジンに送る“燃料システム”などをアップグレードさせると良い。

まずは吸排気系をアップグレードさせよう。左が吸気系パーツ、右が排気系パーツ。ホンダ インテグラ タイプRの場合、両方をスポーツ仕様にするだけで+78ものパワーアップ効果が得られた

また、パーツ選択時に“Yボタン”を押すと表示形式が変わる。デフォルトでは“速度:5.1”などの相対的な指標が表示されているが(画像左)、Yボタンを1回押すと具体的な数値の変化が(画像中)、2回押すとどういったパーツを装着するのか(画像右)が細かく表示される。ちなみに出力:174kWは馬力に直すと約233馬力。ノーマル状態では145kW(約207馬力)だったので、吸排気系をスポーツ仕様にしたことで26馬力アップしたことになる

“カム&バルブ”や“エンジンブロック”などのアップグレードメニューは、エンジン内部まで手を加えるため、前述のアップグレードと比較すると必要となるクレジットが高くなる。しかし、高いだけあってパワーアップ効果は絶大である。

また、よくできてるなぁと思うのが、各パーツごとに固定値が設定してあって、ただ単にプラスしていくだけではない、ということ。例えばホンダ インテグラ タイプRの場合、アップグレードメニュー内ではPIの上がり幅が大きい“カム&バルブ”をノーマル状態からいきなり交換しても、第1段階のスポーツ仕様では+21kW(約28馬力)、第2段階のレース仕様でも+39kW(約52馬力)とそこそこ。しかし、吸排気系をそれぞれレース仕様に交換した後では、スポーツ仕様で+27kW(約36馬力)レース仕様では+52kW(約70馬力)もアップする。

もちろんPIもそれに準じて上がり、ノーマル状態からカム&バルブをレース仕様にするとノーマルの“381”から94アップの“485”になるだけだが、吸排気系をレース仕様にして、カム&バルブをレース仕様にした場合は“515”から121アップの“636”まで向上する

ノーマルから

ノーマルからカム&バルブをレース仕様にした場合。PIは+94の485

チューンしてから

あらかじめ吸排気系をチューンしていた場合。PIは+121の636

また、かかる金額もカム&バルブをレース仕様にした場合は、7100のクレジット(ゲーム内通貨)で94アップだが、吸排気系をレース仕様にした場合は、吸気(2700)+排気(2900)の合計5600クレジットで134アップできる。いきなりクレジットが高いアップグレードをするよりも、段階的に強化していくほうが効率がいいわけだ。

次ページでは、エンジン/出力以外の強化パーツについて紹介する。

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