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日本語のアプリケーションが利用可能に

ネットジャパン、Intel Mac上でWindowsアプリケーションをネイティブ動作させる『CrossOver Mac 6.1』を発売

2007年05月19日 00時12分更新

文● 編集部

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(株)ネットジャパンは18日、インテル(株)製CPU搭載Macで動作するMac OS X上で、Windowsアプリケーションをネイティブ動作させる『CrossOver Mac 6.1』を6月1日に発売すると発表した。価格は1万1550円。直販サイト“マイネットジャパン”(https://mynetjapan.jp/)では先行して、本日よりダウンロード販売を行なっている。ダウンロード販売の価格は8400円。

CrossOver Mac 6.1

CrossOver Mac 6.1

CrossOver Mac 6.1は、インテルCPUで動作するMac OS X上でWindowsアプリケーションの実行環境を提供するもの。Windows NT 3.1以降のWindowsでサポートされるAPI“Win32”をエミュレーションするオープンソースの実行環境“Wine”(ワイン)をベースとしている。『Parallels Desktop for Mac』(関連記事)や『Boot Camp』(関連記事)のように、Windowsをインストールする必要がないのが特徴である。CrossOverをインストールするだけで、特別な環境を必要とする3Dゲームなどの一部を除いて、WindowsアプリケーションをMac OS X上で実行可能になる。

日本語アプリの使用例

アプリケーション上で日本語の利用が可能になった

今年3月に発表された『CrossOver Mac 6.0』(関連記事)は英語環境のみの対応で、日本語のアプリケーションを実行した際、日本語のフォントが表示されない問題があった。新バージョンでは英語と日本語の両環境に対応して、Windowsアプリケーションをインストールする際のウィザードが日本語の表示に対応したほか、日本語アプリケーションを実行した場合に日本語の表示や入力が可能になっている。

なお、『CrossOver Mac 6.0』の登録ユーザーは無償でアップデート可能である

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