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“T”シリーズがワイドの方向に進化するのはどうなん!?

【一足先に目撃】ThinkPad T61フォトレビュー&既存“T”ユーザーのホンネ

2007年05月22日 20時57分更新

文● 編集部 橋本 優

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今回からワイドディスプレーを全面的に採用した、レノボ・ジャパン(株)の“ThinkPad T61”(詳細記事)。いち早くフォトレビューをお届けすべく試作機を借りてみたのだが、それを見た編集部周辺の現ThinkPad“T”ユーザーから賛否両論の意見が飛び交っている。そこでフォトレビューをお届けするとともに、緊急企画として編集部周辺のユーザー同士で取り交わされた議論も紹介する。

ThinkPad T61

ThinkPad T61

ワイドディスプレーは、2006年12月に発表された一部の“ThinkPad T60”およびグラフィック機能を強化したモバイルワークステーションモデルの“ThinkPad T60p”で採用されていた(詳細記事)。ワイドディスプレー採用機はキーボード左右に空きスペースがあるが、そこにはステレオスピーカーが内蔵されており、今回から新規ラインナップから外れた“ThinkPad Z”シリーズと、ディスプレーを開いたときの見た目は酷似している。

ディスプレーを開いたところ

ディスプレーを開いたところ。液晶パネル背面には“LCD RollCage”と呼ばれるマグネシウム合金のフレームを配置して、剛性を高めている

“LCD RollCage”

“LCD RollCage”の写真。従来無線LANのアンテナは液晶パネル左右に配置されていたが、本モデルでは、写真の赤、黒、青のラインの部分に変更となっている。これによって受信感度アップを果たしたという

T60/T60pのワイドディスプレーモデルは、15.4インチの液晶パネルを採用し、液晶パネル回りのフレームは薄い印象だった。しかし今回のT61には14.1インチの液晶パネルが収まっており、パネルが小さい分、周囲のフレームが少し厚くなっている印象を受ける。またパネル上部のフレーム内側のへこみが、丸みを帯びた形状となっており、従来のカクカクした感じではなくなった。ちなみに暗いところでキーボードを照らし出す“キーボードライト”は従来通り搭載している。

キーボード部

キーボード部。本体部分には従来通り“ThinkPad RollCage”と呼ばれるマグネシウム合金のフレームが組み込まれている

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