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正式オープンでは多言語タグ付けサービスに

スパイダーネットワークス、YouTubeの動画に日本語タグを付けるサービス“MOCO Video”が1日300万PVを超えたと発表

2007年05月14日 21時49分更新

文● 編集部 永水和久

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(株)スパイダーネットワークスは14日、同社が運営する、米グーグル(Google)社の動画共有サイト“YouTube”(ユーチューブ)の動画に日本語タグを付けるサービス“MOCO Video”(モコビデオ)の閲覧数が、今月13日に1日あたり300万PVを超えたと発表した。MOCO Videoは、2006年11月21日にα版としてスタートしており、サービス開始から約6ヵ月でこの数字を達成したことになる。なお、現在はβ版サービスとなっている。

MOCO Videoは、YouTubeの動画に付けられた様々な言語/キーワードのタグに対して、さらにMOCO Videoから日本語のタグを付けることで、動画の検索をMOCO Videoから日本語で行なえるようにするポータルサイト。MOCO Videoのタグ1つに対して、YouTube側の複数のタグを関連付けられるため、ユーザー同士でタグを共有して、充実を図れるのが特徴。また、SNSとしての機能も併せ持つ。(株)サイバーエージェントが運営する動画共有サービス“AmebaVision”にも対応している。

この発表を受けて筆者は、YouTube自体が最初から日本語の検索/投稿に対応している点から、MOCO Videoの何が魅力となっているのかを、同社の代表取締役の田浦隆也氏に聞いた。田浦氏は、「本来動画や写真は、見るだけで楽しめるコンテンツで、言語や国境を超えて楽しめるもの。インターネットというサービスも同様。しかし、言語の壁によってウェブサービス上には、逆に国境が出来てしまっている。YouTubeは確かに多言語化されているが、 せっかくの動画共有もタグの言語で住み分けられてしまっている。MOCO Videoはこの言語間の国境を超えてコンテンツを楽しめる様にするもので、動画や写真本来の楽しみ方を引き出すもの」と説明した。

加えて氏は、「MOCO Videoが持つ本来のサービスビジョンは国境と国境を相互で超えるもの。日本語タグ付けサービスとして開始したMOCO Videoだが、このタグの関連付け機能は日本語タグと外国語タグの相互で作用する。つまり、日本語タグの充実した現段階で、日本語の分からない外国人が、その国の言語で検索すれば、日本語の検索結果(の出力)が期待できる。つまり、一方の言語のタグの充実が、そのままもう一方の言語の充実になるということ。サービス開始当初は日本国内からのアクセスが98%以上だったが、現在では海外からのアクセスが10%以上となっている。正式に発表していない使い方だが、利用経緯を見ると、日本アニメの外国人ファンが、たまたま検索した結果、この機能に気付いて利用し始めたと伺える。この反響を受けて、今年度中には正式オープンを予定し、日本語タグ付けサービスではなく多言語タグ付けサービスとして、フランスや韓国、ドイツなどで展開する予定」と展望を語った。

なお、正式オープンの前に、“Ω(オメガ)版”のリリースを夏頃に予定している。このバージョンでは、YouTubeやAmebaVisionへの動画投稿を、MOCO Videoから行なえるようにするなどの機能拡張が図られるという。

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