Windows Vistaは、マイクを通して音声で操作ができる“音声認識機能”を標準で備える。OS自体だけでなく、アプリケーションも操作できる(操作できないアプリケーションもある)。認識率は高く、別のアプリケーションを操作しながら、音楽再生ソフトを操作するなど、シチュエーションによっては便利な使い方もできる。
この機能はWindows Vistaの全エディション(Home Basic、Home Premium、Business、Enterprise、Ultimate)でお使いいただけます。
Vistaの音声認識機能は複数の言語※1をサポートしており、もちろん日本語でも利用できる。「ごみ箱をダブルクリック」「エクセルを起動」のように、普通の言葉で操作できる。本を読みながら再生中の音楽をスキップしたり、長文の入力を口述筆記するといった使い方も考えられる。
※1 日本語のほか、アメリカ英語、イギリス英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、繁体中国語、簡体中国語の8種類。
操作に使う言葉(コマンド)はチュートリアルで練習できるので、使いこなすのは簡単だ。認識率は良好で、認識効率を向上するためにユーザーの音声を登録することもできる。
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