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ここが変わったWindows Vista 100連発! 第45回

音楽再生からファイル操作までできる“音声認識機能”

2007年05月18日 11時00分更新

文● 柳谷智宣 アバンギャルド

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Windows Vistaは、マイクを通して音声で操作ができる“音声認識機能”を標準で備える。OS自体だけでなく、アプリケーションも操作できる(操作できないアプリケーションもある)。認識率は高く、別のアプリケーションを操作しながら、音楽再生ソフトを操作するなど、シチュエーションによっては便利な使い方もできる。

「エクセルを起動」とマイクに発声して、Excel 2007を起動したところ

「エクセルを起動」とマイクに発声して、Excel 2007を起動したところ

この機能はWindows Vistaの全エディション(Home Basic、Home Premium、Business、Enterprise、Ultimate)でお使いいただけます。

Vistaのコントロールパネルの“音声認識オプションの画面”

Vistaのコントロールパネルの“音声認識オプションの画面”

Vistaの音声認識機能は複数の言語※1をサポートしており、もちろん日本語でも利用できる。「ごみ箱をダブルクリック」「エクセルを起動」のように、普通の言葉で操作できる。本を読みながら再生中の音楽をスキップしたり、長文の入力を口述筆記するといった使い方も考えられる。

※1 日本語のほか、アメリカ英語、イギリス英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、繁体中国語、簡体中国語の8種類。

“音声認識オプション”から“マイクのセットアップ”を選択すると、音声認識デバイスの設定を行なえる

“音声認識オプション”から“マイクのセットアップ”を選択すると、音声認識デバイスの設定を行なえる

音声認識操作の練習は、音声認識オプションから“音声認識チュートリアルの実行”で行なえる

音声認識操作の練習は、音声認識オプションから“音声認識チュートリアルの実行”で行なえる

操作に使う言葉(コマンド)はチュートリアルで練習できるので、使いこなすのは簡単だ。認識率は良好で、認識効率を向上するためにユーザーの音声を登録することもできる。

ひとつの音声コマンドに複数の選択肢がある場合は、ダイアログが開く

ひとつの音声コマンドに複数の選択肢がある場合は、ダイアログが開く。希望するコマンドの左横にある数字を発声してから、「OK」と言えば選択される

文章の入力も音声で行なえる

文章の入力も音声で行なえる

「番号を表示」と発声すると、アプリケーションのメニューやボタン、項目のすべてに番号が表示され、自由に選択できる

「番号を表示」と発声すると、アプリケーションのメニューやボタン、項目のすべてに番号が表示され、自由に選択できる。これでアプリケーションでの細かい作業もこなせる

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