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NTTドコモ、コクヨと共同で位置情報を使った法人向けソリューションの実証実験を開始

2007年05月14日 19時04分更新

文● 永島和夫

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(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモとコクヨオフィスシステム(株)は14日、オフィス内で携帯電話機の位置情報を取得し、法人向けの各種サービスを提供する実証実験を行なうと発表した。

この実験は、無線LANを搭載した携帯電話機『N902iL』『N900iL』(共に日本電気(株)製)を利用し、携帯電話機の位置情報を利用して様々なサービスを提供するシステム“WPS”(Wireless LAN Presence System、仮称)を、コクヨオフィスシステムのオフィス内で実施するもの。オフィス内に“測位ユニット”を配置し、“携帯電話機を持つ社員が、どの測位ユニットの近くにいるか”をWPSサーバーにて判定し、居場所を特定する。

WPS

“WPS”のイメージ

位置情報を活用することで、オフィス内の居場所を調べて社員同士のコミュニケーション機会を作り出したり、最適な連絡手段を判断してコミュニケーションの効率化が図れる。また、居場所を特定することで、よく一緒にいる人や、最近一緒にいた人を表示して、知識の共有に役立てることも可能という。

なお、この実験で利用する“WPS”は、コクヨオフィスシステムの霞が関ライブオフィスにて、今月17日から18日に開催されるイベント“レゾナンスフィールド”で公開し、今月21日から6月末まで事前予約制による一般公開も行なうという。

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