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日立GST、最大200GBの2.5インチHDD『Travelstar 7K200』を発売

2007年05月11日 16時16分更新

文● 編集部

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(株)日立グローバルストレージテクノロジーズは11日、ノートパソコン向けの2.5インチHDDの新製品として、2.5インチ型で毎分7200回転、最大容量200GBの『Travelstar 7K200』の量産出荷を開始したと発表した。容量は200GBのほか、160GB/120GB/100GB/80GBをラインアップする。

Travelstar 7K200

Travelstar 7K200

Travelstar 7K200は、同社現行機種(『Travelstar 7K100』、毎分7200回転)より約22%の性能向上(『PCMark 05』にて測定)と、最大で2倍の200GBの記憶容量を特徴とする。また、5400回転の既存機種と比較して、同程度の消費電力を保っており、バッテリー駆動時間を減らすことなく性能向上を実現する。ファイルコピー/データ読み出し/グラフィックやゲームなどで18%~33%の処理速度の向上を図っているという。耐衝撃性はノートパソコンで利用することを考え、350Gの動作時耐衝撃性に対応している。

Travelstar 7K200には、オプション機能としてデータ暗号化技術『Bulk Data Encryption』が搭載されている。データの書き込み時にHDDに内蔵している暗号キーを利用してデータの暗号化を行ない、読み出し時も同様に暗号化キーを利用してデータを復号化する技術。HDDを処分する際には、暗号キーを消去するだけで、HDDのデータを読み出すことが出来なくなり、データの流出を防止できる。

ディスクは1~2枚。平均シーク時間は、読み出しが10ミリ秒。消費電力は最大5.5W(起動時)/アイドル時1W。インターフェースはSATA 3Gb/s、SATA 1.5Gb/s。本体サイズは幅70×奥行き100×高さ9.5mm、重量は115g。

あわせて同社では、ブレードサーバーなど連続稼動機向けのモデルとして『Travelstar E7K200』も同日付けで量産出荷を開始する。長時間の連続稼動向けに異なるファームウェアを使用し、Travelstar 7K200と性能は同等。ラインナップは200GB/160GB/120GB。

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