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Let'snote唯一のSanta Rosaモデル

松下電器産業、新Centrino Duo対応の『Let'snote Y7』を18日に発売

2007年05月10日 17時00分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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松下電器産業(株)は10日、9日にインテル(株)が発表したノートパソコン向け新プラットフォーム“Centrion Duo”(開発コードネーム:Santa Rosa)対応の夏モデルとして、『Let'snote Y7』を今月18日に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、予想実売価格は27万円台半ば。

Let'snote Y7

低電圧版Core 2 Duo L7200を搭載した『Let'snote Y7』。ちなみに前モデルのY5で筐体を変更していたが型番は変わらずだったため、今回のプラットフォーム変更と合わせて一挙に2つ数字が増えてY7になったのだという

同社は4月25日に本機を除くLet'snoteシリーズ(R6/W5/T5)の夏モデルを発表しており(関連記事)記事、今回のY7の発表でLet'snote全機種がCore 2 Duo搭載となった。このうち、Y7だけは新Centrino Duoプラットフォームに対応したCPU/チップセット/無線LANモジュールを搭載しており、システムバスが800MHzに高速化され(ほかのLet'snoteシリーズは533MHz)、グラフィックス内蔵の最新チップセットGM965 Expressを採用(同じくIntel 945GMS)、無線LANモジュールはIEEE 802.11a/b/g準拠のWiFi Link 4965AG(同じくPRO/Wireless 3945ABG)など、機能強化が図られている。メインメモリーはオンボード512MB+SO-DIMM512MBで1GBを標準搭載し、最大1.5GBまで増設可能。HDDは約80GBで、光ドライブは従来同様に右パームレスト部にDVDスーパーマルチドライブ(DVD±DLには非対応)を内蔵する。

ただし、スペックの強化と引替に重量は約30g増加して約1520gに、バッテリー駆動時間は約1時間短縮して約7.5時間となっている。

このほかのスペックは以下の通り。

Let'snote Y7
CPU:低電圧版Core 2 Duo L7300-1.4GHz|メモリー:DDR2-533 1GB(最大1.5GB)|チップセット:GM965 Express|HDD:80GB|
TV機能:搭載せず|ディスプレー:14.1インチ 1400×1050ドット|無線通信機能:IEEE 802.11a/b/g|バッテリー駆動時間:約7.5時間|サイズ:幅約309.6×奥行き245.5×高さ44.5(最薄部28)mm|重量:約1.52kg|OS: Windows Vista Business
予想実売価格:27万5000円前後

なお、松下ネットワークマーケティング(株)が運営するモバイルパソコン直販サイト“マイレッツ倶楽部”(http://www.mylets.jp/)では、メモリーをオンボード1GBで最大2GBに変更したり、内蔵HDDを約160GBに換装できるほか、Office Personal 2007 with PowerPoint 2007付属やWindows XPプレインストールも選択可能となっている。

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